日本で男性のED(勃起障害)治療薬として最もポピュラーな薬、バイアグラ。実はこのバイアグラは、当初からEDの治療薬として開発されたわけではなく、元々は別の目的で創られ、その副作用からEDに有効であることを発見した薬なのです。この記事ではバイアグラ創生に関する歴史についてご紹介します。

バイアグラは元々、狭心症の薬として作られた

バイアグラの成分であるシルディナフィルは、元々、アメリカで狭心症の薬として研究され、開発された薬だったのですが、狭心症に対しては思ったような効果が得られませんでした。
しかし、副作用として男性器の勃起に影響をもたらすことが分かり、以降、シルディナフィルを勃起不全薬としての開発が進められたのです。

バイアグラは世界初のED治療薬

勃起不全に効く薬として研究・開発が進められたバイアグラは、1998年3月に世界で初めてのED治療薬としてアメリカで発売されました。大衆への宣伝効果もあり、瞬く間に世界中に広がり、その勢いは凄まじいものでした。

バイアグラが登場するまでのEDに関する治療法は、手術をうけるか、または注射などを使用することでしか治療方法がありませんでした。
しかし、バイアグラは服用するだけでED治療に関する効果を得られることができたため、他の治療法に比べると、圧倒的に簡単に使用できたのもバイアグラが選ばれるようになった一因だとされています。

アメリカでの認可以降、日本でもバイアグラの使用認可がおりたのは比較的早く、アメリカでの認可がおりた3ヶ月後、1998年6月に認可がおり、販売されるようになりました。

バイアグラについて

バイアグラ錠50mgは、通常、満足な性行為を行うのに十分な勃起とその維持が出来ない勃起不全(ED=Erectile Dysfunction)の男性に使用される薬です。陰茎の血流量を増加させ、陰茎を勃起、維持させる作用があります。
勃起不全には、大きく分けて神経や血管など、体に問題がある場合と、心理的要因による場合がありますが、そのどちらにも有効な薬です。局所的に作用する薬であり、性欲増進剤ではありません。
バイアグラは、錠剤でのみ販売されていますが、50mgの錠剤だけでなく、25mgの錠剤でも販売されています。

ミナカラお薬辞典:バイアグラ錠50mg

バイアグラは、1日1回1錠を性行為の約1時間前に服用することで薬を有効に使用することができます。
飲み合わせに注意が必要な薬もあるため、使用の際は医師・薬剤師に相談するようにしましょう。

バイアグラの購入について

バイアグラは基本的に病院(保険薬局)でのみ購入ができる処方薬のため、医師による処方箋がないと購入することができません。

しかし、近年、個人輸入代行業者などからインターネットを通して海外製品のバイアグラを購入することも可能になっています。

ただし、輸入製品のバイアグラの使用は、重篤な副作用が発生した場合に医薬品副作用被害救済制度を受けられないなどのリスクがあります。
病院での処方薬以外としてバイアグラを購入する場合は、個人の責任の元、購入・使用するようにしてください。