バイフィル透析剤

陽進堂/ エイワイファーマ

処方薬 先発 注射剤

基本情報

副作用

バイフィル透析剤および、バイフィル専用炭酸水素ナトリウム補充液1.39%の市販後の使用成績調査では、6.1%に臨床検査値異常を含む副作用が認められています。主な副作用には下記のようなものがあります。

・循環器:血圧低下、血圧上昇、発作性心房細動、頻脈
・消化器:口渇、悪心・嘔吐、腹痛
・呼吸器:Po2低下、Pco2低下
・精神神経系:意識障害、筋痙攣、頭痛、疲労感、気分不快
・代謝・電解質異常:低血糖、低カリウム血症、高カリウム血症、高ナトリウム血症、高クロール血症、低クロール血症、高カルシウム血症、低カルシウム血症、高リン血症、高血糖
・肝臓:AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇
・血液:Hb低下
・皮膚:そう痒症
・耳:突発性難聴、感音難聴
・自律神経系:発赤
・その他:骨合併症(骨粗鬆症、骨軟化症、線維性骨炎等)、異所性石灰沈着症、不均衡症候群(意識混濁、昏睡、傾眠、痙攣、悪心、嘔吐、動悸、頭痛、不快・倦怠、疲労感)、体外循環路内凝固

■重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに適切な処置を受けてください。
・アルカローシス
・アシドーシス
・ショック(類薬による重篤な副作用)

使用上の注意点

■バイフィル透析剤には、下記のような警告が出ています。
・バイフィル透析剤はアルカリ化剤を含まない透析液であり、単独で用いた場合には、過度のアシドーシスが起こることがあるので必ず「バイフィル専用炭酸水素ナトリウム補充液1.39%」と同時に使用し、単独では使用しないこと。また、他の透析ろ過型又はろ過型人工腎臓の補充液とは同時に使用しないこと。
・使用中は十分な観察を行い、また、適宜、血液ガス分析装置により酸塩基平衡をモニターすること。アシドーシスまたはアルカローシスが発現した場合には適切な処置を行うこと。

■一般に高齢者では生理機能が低下しているので、補充液「バイフィル専用炭酸水素ナトリウム補充液1.39%」を減量して使用するなど注意が必要です。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊婦または妊娠していると思われる人への使用はできるだけ控えることとなっており、必要最小限の範囲で行います。

■産婦や授乳中の人へ使用は、きるだけ控えることとなっており、必要最小限の範囲で行います。

■低出生体重児や15歳未満の子供への使用は、安全性が確立していません。