エナラプリルM錠10「EMEC」

エルメッドエーザイ/ サンノーバ

処方薬 後発 錠剤

基本情報

副作用

■主な副作用は、咳、めまい、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、血清カリウム上昇などです。

◼︎重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、服用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・血管浮腫
・ショック
・狭心症、心筋梗塞
・急性腎不全
・汎血球減少症、血小板減少、無顆粒球症
・膵炎
・間質性肺炎
・剥脱性皮膚炎、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、天疱瘡
・錯乱
・肝機能障害、肝不全
・高カリウム血症
・抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)

使用上の注意点

◼︎下記に当てはまる方はエナラプリルM錠10「EMEC」を使用できません。
・過去にエナラプリルマレイン酸塩に対してアレルギー反応を起こしたことのある方
・血管浮腫の既往歴のある方(アンジオテンシン変換酵素阻害剤等の薬剤による血管浮腫、遺伝性血管浮腫、後天性血管浮腫、特発性血管浮腫等)
・デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中の方
・アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析施行中の方
・アリスキレンを使用中の糖尿病の方(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の方を除く)

◼︎下記に当てはまる方はエナラプリルM錠10「EMEC」の使用には注意が必要です。症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もあるのであらかじめ医師に伝えておきましょう。
・両側性腎動脈狭窄のある患者又は片腎で腎動脈狭窄のある方
・高カリウム血症の方
・重篤な腎機能障害のある方
・脳血管障害のある方

◼︎高齢者では低用量からを開始するなど状態を観察しながら慎重に使用します。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊婦の方、または妊娠している可能性のある方は使用できません。

■授乳中も同様に止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳は避けてください。

■生後4週未満の子供、糸球体ろ過量(値)が30mL/分/1.73m²未満の15歳未満の子供等に対する安全性は確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■エナラプリルM錠10「EMEC」を使用している方は以下の薬を併用して使用できません。
・デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行:リポソーバー、イムソーバTR、セルソーバなど
・アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた透析

■以下のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・カリウム保持性利尿剤( スピロノラクトン、トリアムテレン等)
・カリウム補給剤 (塩化カリウム等)
・アリスキレン
・アンジオテンシンII受容体拮抗剤
・利尿降圧剤(トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド等)
・リチウム製剤(炭酸リチウム)
・アドレナリン作動性ニューロン遮断薬(硫酸グアネチジン)
・ニトログリセリン
・非ステロイド性消炎鎮痛剤
・リファンピシン
・カリジノゲナーゼ製剤

薬効・薬理

アンジオテンシン変換酵素を阻害し、昇圧物質であるアンジオテンシンIIの生成を抑制することによって降圧効果を発揮します。
末梢血管抵抗を減少させて、血行動態を改善し、心拍出量の増大、延命効果、心肥大の改善が認められます。