ピルシカイニド塩酸塩カプセル50mg「テバ」

武田薬品工業/ 武田テバファーマ

処方薬 後発 カプセル

基本情報

副作用

主な副作用は、房室ブロック0.7%、QRS幅の増大、めまい、嘔気、発疹等です。


■下記の副作用はめったに起こりませんが、念のためご注意ください。お薬を使用していて下記のような初期症状が出た場合は、すぐに医療機関に行き飲んでいるお薬を医師に伝えて指示を仰いでください。

・心室細動、心室頻拍:
めまい、眼の前が暗くなる、胸の痛み、胸の不快感、動悸、息切れ、動悸、脈が速くなる

・洞停止、完全房室ブロック、失神:
めまい、心臓が止まる、気を失う

・心不全:
からだがだるい、全身のむくみ、横になるより座っている時に呼吸が楽になる、息苦しい、息切れ、動く時の動悸

・急性腎不全:
尿量が少なくなる、ほとんど尿が出ない、一時的に尿量が多くなる、発疹、むくみ、体がだるい

・肝機能障害:
倦怠感、食欲不振、発熱、黄疸、発疹、吐き気・おう吐、かゆみなど

使用上の注意点

下記のような方は本剤を使用しないでください。

1.うっ血性心不全のある患者[不整脈(心室頻拍、心室細動等)の誘発又は増悪、陰性変力作用による心不全の悪化を来すおそれが高い]
2.高度の房室ブロック、高度の洞房ブロックのある患者[刺激伝導抑制作用により、これらの障害を更に悪化させるおそれがある]


下記のような方は本剤の使用には注意が必要です。
症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もありますので医師に伝えておきましょう。

1.基礎心疾患(心筋梗塞、弁膜症、心筋症等)のある患者
2.心不全の既往のある患者[心不全を来すおそれがある]
3.刺激伝導障害(房室ブロック、洞房ブロック、脚ブロック等)のある患者[刺激伝導抑制作用により、これらの障害を更に悪化させるおそれがある]
4.著明な洞性徐脈のある患者[高度の徐脈、洞停止を来すおそれがある]
5.腎機能障害のある患者
6.高齢者
7.重篤な肝機能障害のある患者[AST(GOT)、ALT(GPT)、LDH等の上昇が報告されている]
8.血清カリウム低下のある患者[一般的に、血清カリウムの低下している状態では、催不整脈作用が発現するおそれがある]

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

妊娠中はできるだけ控えることとなっています。どうしても必要な場合は、必要最小限の範囲で用います。授乳中も同様で、止むを得ず使用する場合は、授乳を避けてください。
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

以下のようなお薬を飲まれている方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示を仰いでください。

・リファンピシン:
本剤の作用を減弱させることがある。

・カルシウム拮抗薬(ベラパミル)、β-受容体遮断薬(プロプラノロール)、ジギタリス製剤(ジゴキシン)。硝酸・亜硝酸エステル系薬剤(ニトログリセリン):
動物実験(イヌ)において、本剤の作用が増強される可能性が報告されている。

・セチリジン:
併用により両剤の血中濃度が上昇し、本剤の副作用が発現したとの報告がある。

薬効・薬理

サンリズムは不整脈治療剤で、Naチャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示します。