プロカイン塩酸塩原末「マルイシ」

丸石製薬

処方薬 先発 調剤用薬

基本情報

副作用

主な副作用は、眠気、不安、興奮、霧視、めまい、悪心・嘔吐 、メトヘモグロビン血症 、蕁麻疹、浮腫等です。

■下記の副作用はめったに起こりませんが、念のためご注意ください。お薬を使用していて下記のような初期症状が出た場合は、すぐに医療機関に行き飲んでいるお薬を医師に伝えて指示を仰いでください。

・ショック:
冷や汗、めまい、意識がうすれる、考えがまとまらない、血の気が引く、息切れ、判断力の低下

・振戦、痙攣等の中毒症状:
手が震える、足が震える、顔や手足の筋肉がぴくつく、一時的にボーっとして意識が薄れる、手足の筋肉が硬直しガクガクと震える

使用上の注意点

■以下のような方は本剤を使用できません。

1.次の患者には投与しないこと
(1)重篤な出血やショック状態の患者(脊椎、硬膜外麻酔時)[症状が悪化するおそれがある。]
(2)注射部位またはその周辺に炎症のある患者(脊椎、硬膜外麻酔時)[吸収が高まり、効果が急激に発現するおそれがある。]
(3)敗血症の患者(脊椎、硬膜外麻酔時)[敗血症性の髄膜炎が起こるおそれがある。]
(4)メトヘモグロビン血症の患者(硬膜外、浸潤、伝達(脊椎麻酔用剤を除く)麻酔時)[症状が悪化するおそれがある。]
(5)本剤または安息香酸エステル(コカインを除く)系局所麻酔剤に対し、過敏症の既往歴のある患者

2.次の患者に投与する場合には、血管収縮剤(アドレナリン、ノルアドレナリン)を添加しないこと
(1)血管収縮剤に対し、過敏症の既往歴のある患者(硬膜外、浸潤、伝達(脊椎麻酔用剤を除く)麻酔時)
(2)高血圧、動脈硬化のある患者(硬膜外、浸潤、伝達(脊椎麻酔用剤を除く)麻酔時)[急激に血圧が上昇し、脳出血が起こるおそれがある。]
(3)心不全のある患者(硬膜外、浸潤、伝達(脊椎麻酔用剤を除く)麻酔時)[血管収縮、心臓刺激の結果、症状が悪化するおそれがある。]
(4)甲状腺機能亢進のある患者(硬膜外、浸潤、伝達(脊椎麻酔用剤を除く)麻酔時)[血管収縮剤に対して反応しやすく、心悸亢進、胸痛等が起こるおそれがある。]
(5)糖尿病の患者(硬膜外、浸潤、伝達(脊椎麻酔用剤を除く)麻酔時)[血糖値が上昇するおそれがある。]
(6)血管痙攣のある患者(硬膜外、浸潤、伝達(脊椎麻酔用剤を除く)麻酔時)[阻血状態をきたし、局所壊死が起こるおそれがある。]
(7)耳、指趾または陰茎の麻酔(浸潤、伝達(脊椎麻酔用剤、歯科用にのみ用いる製剤を除く)麻酔時)[阻血状態をきたし、局所壊死が起こるおそれがある。]


■以下のような方は本剤の使用には注意が必要です。
症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もありますので医師に伝えておきましょう。

1.脊椎麻酔用剤として使用する場合
(1)中枢神経系疾患(髄膜炎、灰白脊髄炎等)のある患者[血液、脳へ移行する可能性があり、症状が悪化するおそれがある。]
(2)妊婦、産婦
(3)高齢者
(4)血液疾患や抗凝血剤治療中の患者[出血しやすいので、血腫形成や脊髄への障害を起こすことがある。]
(5)重篤な高血圧症の患者[急激な血圧低下が起こることがある。]
(6)脊柱の著明な変形のある患者[穿刺時、脊髄や神経根の損傷のおそれがある。]

2.硬膜外麻酔用剤として使用する場合
(1)中枢神経系疾患(髄膜炎、灰白脊髄炎等)のある患者[血液、脳へ移行する可能性があり、症状が悪化するおそれがある。]
(2)妊婦、産婦
(3)高齢者
(4)血液疾患や抗凝血剤治療中の患者[出血しやすいので、血腫形成や脊髄への障害を起こすことがある。]
(5)重篤な高血圧症の患者[急激な血圧低下が起こることがある。]
(6)脊柱の著明な変形のある患者[穿刺時、脊髄や神経根の損傷のおそれがある。]
(7)血管収縮剤(アドレナリン、ノルアドレナリン)を添加して投与する場合
ア.ハロタン等のハロゲン含有吸入麻酔剤投与中の患者[血管収縮剤に対する心筋の感受性が高まり、不整脈が起こるおそれがある。]
イ.三環系抗うつ剤またはMAO阻害剤投与中の患者[カテコールアミンの交感神経内への取り込みを阻害するので、血管収縮剤の作用が増強され、不整脈、高血圧等が起こるおそれがある。]

3.浸潤、伝達(脊椎麻酔用剤を除く)麻酔用剤として使用する場合
・血管収縮剤(アドレナリン、ノルアドレナリン)を添加して投与する場合
ア.ハロタン等のハロゲン含有吸入麻酔剤投与中の患者[血管収縮剤に対する心筋の感受性が高まり、不整脈が起こるおそれがある。]
イ.三環系抗うつ剤またはMAO阻害剤投与中の患者[カテコールアミンの交感神経内への取り込みを阻害するので、血管収縮剤の作用が増強され、不整脈、高血圧等が起こるおそれがある。]

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

妊娠中はできるだけ控えることとなっています。どうしても必要な場合は、必要最小限の範囲で用います。授乳中も同様で、止むを得ず使用する場合は、授乳を避けてください。

薬効・薬理

知覚神経末梢及び神経幹に直接作用し、神経線維を麻痺させ、求心性インパルスの伝導を遮断することにより局所麻酔作用をあらわし、血管拡張作用を有するため、アドレナリン等の血管収縮剤を併用することにより、効力は持続されます。