はじめに

誰もが知っている家庭の常備薬、オロナイン。

正式名称は「オロナインH軟膏」。大正製薬の、なんと1953年からある塗り薬です。
小さい頃、擦り傷や切り傷に塗ってもらった記憶がある人も多いのでは?

実はこのオロナイン、擦り傷や切り傷だけでなく、ニキビにも効果があると言われているんです。
でもここで注意したいのが、すべてのニキビに効き目があるわけではないということ。

ぜひオロナインを活用してほしいニキビの種類と、おすすめの使用法をご紹介します。

 

オロナインが効果を発揮するのは、炎症のある「赤ニキビ!」

オロナインの成分の中で、ニキビに効果があると言われているのは、主成分である「クロルヘキシジングルコン酸塩液」。
このクロルヘキシジングルコン酸塩液の持つ殺菌・消炎作用が、アクネ菌や雑菌を撃退し、炎症を抑えてくれます。

赤く腫れて盛り上がった、痛みのあるニキビのことを「赤ニキビ」と呼びます。赤ニキビは、ニキビの症状がかなり進行してしまった状態。オロナインが効果を発揮するのは、この赤ニキビに対してのみなんです。

ニキビの初期段階である「白ニキビ」や「黒ニキビ」に対しては、かえって逆効果となってしまうことも。
なぜなら白ニキビも黒ニキビも、皮脂が毛穴に詰まった状態だから。オロナインにはオリーブ油やワセリンも含まれていて、これらの油成分が皮脂と混ざると、アクネ菌や雑菌の格好のエサとなってしまい、炎症を招いてしまいます。

白ニキビや黒ニキビに対しては、オロナインを塗るよりも、洗顔やスキンケアを見直し、皮脂の詰まりを改善することをおすすめします。

ニキビが進行してしまい、腫れた「赤ニキビ」になってしまった…という緊急事態には、オロナインがあなたの強い味方になってくれますよ。

 

夜のケアには「オロナイン+絆創膏パック」

赤ニキビを早く治したい!できるだけ早く、小さく目立たなくしたい!
そんなときにおすすめなのが、「オロナイン+絆創膏」のナイトパック。

①メイク落とし、洗顔を優しく丁寧に行う。

②化粧水(アクネケア用のものだと◎)をコットンに含ませ、顔全体になじませる。その後、新しいコットンに化粧水をひたひたに含ませ、ニキビの上に置き、5〜10分パック。

③コットンパック後、ニキビにオロナインを塗る。ニキビが隠れるくらい、たっぷりと。

④オロナインの上から絆創膏を貼る。ふわっと、少し浮かせて貼るように。

この状態で十分に睡眠をとれば、早い場合、3日ほどで治ることもあるようです。絆創膏を貼れば、オロナインが枕やシーツに触れることもなく安心して眠れますし、手で患部を触ってしまうのも防げます。

ポイントは、絆創膏をあまりぴったりと貼り過ぎないこと。肌に密着させて貼ってしまうと、ニキビが潰れてしまい、さらに炎症をひどくしてしまうケースも。あくまでふわっと、少し浮くように貼りましょう。

 

「オロナイン+ニベア」の最強プチプラコンビ

オロナインと同じく、昔からあってプチプラなのに、「美肌効果がすごい!」と大人気のニベア。

ニベア クリーム

オロナインの殺菌・消炎成分と、ニベアの保湿成分で赤ニキビを完全撃退できる!と話題の方法がコチラ。

①メイク落とし、洗顔を優しく丁寧に行う。

②顔全体にオロナインをたっぷり塗る。

③顔全体に蒸しタオルをかぶせ、2分程度置く。

④タオルでオロナインを拭き取る。

⑤化粧水(アクネケア用のものだと◎)を顔全体になじませる。

⑥ニベアを顔全体になじませる。手のひらで押し込むようにすると◎。

⑦最後に、オロナインをニキビに軽く擦り込む。

洗顔前に湯船につかり、毛穴を開いておくとさらに効果があるそう。
ニキビ跡を残すことなく、綺麗に治したい!という人に特におすすめしたい裏技です。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

オロナインは、赤く腫れてしまったニキビに悩むあなたの強い味方。ですが、あくまで「今、あるニキビをなんとかする」ための対処療法であり、ニキビができてしまう原因を根本から改善できるものではありません。

ニキビの改善には、正しい洗顔とスキンケア、そして、栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠が欠かせません。これを機に、オロナインなどの薬の力を上手に借りながら、生活習慣の改善にも同時に取り組んでみましょう。

そうすればきっと、トラブル知らずの「ニキビのできにくい肌」を手に入れられますよ。


(image by PhotoAC)