カイロック細粒40%

藤本製薬

処方薬 先発

基本情報

副作用

■主な副作用として、肝臓の機能の指標である血清ALT(GPT)・血清AST(GOT)上昇、かゆみ、めまいなどがあります。

■重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、使用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・ショック、アナフィラキシー様症状
・再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少
・間質性腎炎、急性腎不全
・皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
・肝障害
・房室ブロックなどの心ブロック
・意識障害、痙攣

使用上の注意点

■下記に当てはまる方はカイロック細粒40%を使用できません。
・カイロックの成分であるシメチジンに対し、過去にアレルギー反応を起こしたことのある方。

■下記に当てはまる方は、カイロック細粒40%との併用には注意が必要です。症状の悪化や副作用などのリスクが高まる可能性もあるのであらかじめ医師に伝えておきましょう。
・腎・肝障害のある方
・薬物に対して過去にアレルギー反応を起こしたことのある方

■高齢者は副作用があらわれやすいため、減量するか使用間隔を延長するなど慎重に使用してください。

■光により、わずかに着色することがあります。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中はできるだけ控えることとなっていますが、どうしても必要な場合は必要最小限の範囲で使用します。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

■授乳中も同様に止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳は避けてください。

■15歳未満の子供については使用した経験は少ないとされていますが、医師の判断で使用するケースがあります。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■以下のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・肝薬物代謝酵素P-450の活性低下により代謝、排泄が遅延する薬剤
 (1)クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)
 (2)ベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム、トリアゾラム、ミダゾラムなど)
 (3)抗てんかん剤(フェニトイン、カルバマゼピンなど)
 (4)抗うつ剤(三環系抗うつ剤(イミプラミンなど)、パロキセチン)
 (5)β-遮断剤(プロプラノロール、メトプロロール、ラベタロールなど)
 (6)カルシウム拮抗剤(ニフェジピンなど)
 (7)抗不整脈剤(リドカインなど)
 (8)キサンチン系薬剤(テオフィリン、アミノフィリンなど)
・プロカインアミド
・エリスロマイシン

効果時間

血液中の薬の濃度が最も高くなる時間は、薬を飲んでから約1時間後とされています。

薬効・薬理

胃酸分泌細胞(壁細胞)のヒスタミンH2受容体を遮断して胃酸分泌を抑制し、抗潰瘍効果や、治癒の促進効果を示します。