ガスモチン錠5mg

大日本住友製薬

処方薬 先発 錠剤

基本情報

副作用

適応する疾患によって、あらわれる副作用が異なります。

【慢性胃炎にともなう消化器症状(胸やけ、吐き気・嘔吐)の場合】
副作用は少ない安全な薬とされていますが、全くないわけではありません。主な副作用として下痢・軟便、腹痛、口の渇きなどがあります
【経口腸管洗浄剤によるバリウム注腸X線造影検査前処置の補助の場合】
主な副作用は、腹部膨満感(お腹が張る)、嘔気、尿潜血、腹痛、頭痛、尿蛋白などです

■重篤な副作用はめったに起こりませんが下記のような疾患を引き起こす可能性があります。体調の変化を感じた場合はすぐに医療機関を受診して、服用している薬剤名を医師に伝えて指示をあおいでください。
・劇症肝炎、肝機能障害、黄疸

使用上の注意点

■一般に高齢者では腎機能、肝機能などの生理機能が低下しているので、慎重に使用してください。なお、慢性胃炎にともなう消化器症状に用いる際に、副作用が発現した場合は、減量(例えば 1 日 7.5mg)するなど適切な処置を受けてください。

■気密できる容器に入れ、常温で保存してください。

■通常の100~330倍を長期間使用した動物試験において、肝細胞腺腫及び甲状腺濾胞性腫瘍の発生率が上昇したという結果が出ています。症状や効き目によって使用量を調整する場合がありますが、自己判断で行わずに必ず医師の指示に従ってください。

その他

妊娠中・授乳中・子供の使用

■妊娠中、または妊娠の可能性がある方はできるだけ控えることとなっていますが、どうしても必要な場合は必要最小限の範囲で使用します。妊娠の有無を必ず医師に伝えてください。

■授乳中も同様に止むを得ず使用する場合は、薬が効いているとされる間は授乳は避けてください。

■15歳未満の子供の使用における安全性はまだ確立していません。

飲み合わせ・食べ合わせの注意

■以下のような薬を使用している方は注意が必要です。併用して使用する際には、医師・薬剤師に相談しながら指示をあおいでください。
・抗コリン作用を有する薬剤(アトロピン、ブチルスコポラミン(ブスコパン)など)

効果時間

血液中の薬の濃度が最も高くなる時間は、空腹時に使用してから約1時間後とされています。
また、その後約2時間後に血液中での薬の濃度が半分になるとされています。

薬効・薬理

選択的なセロトニン5-HT4受容体アゴニストであり、消化管内在神経叢に存在する5-HT4受容体を刺激し、アセチルコリン遊離の増大を介して上部及び下部消化管運動促進作用を示します。