「くま」の種類・原因と解消方法:病気が潜んでいる可能性も?

目の下に「くま」が現れる原因には、さまざまなものがあります。考えられるくまの原因と解消法について解説します。

はじめに

残業で夜遅くなったり、勉強や遊びで徹夜をしてしまい、睡眠不足が続くとできてしまう目の下の「くま」。

「くま」に悩まされている方は、少なくありません。

実は「くま」は、睡眠不足だけでなく、無理なダイエットなどによる栄養失調や月経前にも出ることがあります。

「くま」は体の変化を伝えてくれるサインでもあります。眠ると治ることもありますが、なかなか治らない場合は、病気が潜んでいる可能性です。

この記事では、くまの原因や解消法などについて解説します。

「くま」は3種類に分けられる

くまには「青色のくま」「黒色のくま」「茶色のくま」の3種類があり、次のような見分け方があります。

・青色のくま…目の下を引っ張ると少し色が薄くなる

・黒色のくま…手鏡を持って上を向いたときに色が薄くなる

・茶色のくま…目の下を引っ張っても色が薄くならない

「くま」の原因

くまの種類によって、原因は異なります。

青色のくま

青色のくまの主な原因は、血行不良です。血行不良は、睡眠不足や疲労、ストレス、体調不良、ドライアイなどにより起こります。

目の周りの皮膚はゆで卵の薄皮と同じくらいの薄さしかなく、0.5〜0.6ミリほどしかありません。目の周りには多くの毛細血管が集まっており、血行不良により血液が停滞すると、薄い皮膚から青く透けて見えます。

黒色のくま

黒色のくまの主な原因は、目の下の皮膚のたるみやへこみです。

加齢などにより目の周りの筋肉がたるみ、下まぶたの脂肪が前にせり出すことでふくらみができ、目の下に黒い影ができます。

茶色のくま

茶色のくまの主な原因は、色素沈着です。紫外線の影響、目をこすることによる摩擦などにより、茶色く色素が残ります。

また、アイメイクを落とすときにゴシゴシしたり、きちんとメイクを落としきれていないことも、くまになる要因です。

種類別・目の下のくま対策

青色のくま

□血行促進マッサージ
□コラーゲンを増やすケア
□冷たい飲み物・食べ物をさける
□食事 (血液をサラサラにする葉酸、ヘモグロビンの材料となる鉄分を摂取する)
□目立つ時にはコンシーラーでカバーする

黒色のくま

□コラーゲンを増やすケアをする
□目の周りのツボ押し
□表情筋を鍛える
□カバーメイク

茶色いくま

□UVケアの徹底
□ビタミンC誘導体など美白成分が入った美白化粧品を使う
□色素沈着を避けながらも肌を労わる
□ピーリングを行う
□メラニンの成分を抑えるビタミンCを摂取する

目の下のコラーゲン強化での注意点

コラーゲン配合化粧品は、真皮のコラーゲンになるわけではなく保湿効果しかありません。

コラーゲンサプリはコラーゲンを補給できますが、そもそも体内のコラーゲンが不足していることよりも、コラーゲンを真皮に配合する機能の方が低下しているので、この場合あまり効果が見られません。

「青色のくま」「黒色のくま」には、CVアルギネートやレチノール・ビタミンC配合の化粧品で対策すると効果が期待されます。

くまが現れることにより考えられる病気

どんなに睡眠をとっても、「くま」が解消されない時やシミのようになってしまったり、「くま」だけでなく顔色自体が悪い場合などは、注意が必要です。

次のような症状に心当たりがある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

鉄欠乏性貧血

体内に鉄分が不足することにより、貧血が起こります。貧血になると血行が悪くなるため、目の下に青くまとなって現れます。

肝臓・腎臓の機能の低下

肝臓・腎臓は解毒作用や老廃物を排除し血液をきれいにする役割があります。その機能が低下すると血液が滞って目の下にくまができてしまいます。

うつ病

自律神経の異常で血液の流れが悪くなり、両目や口の周りが青白くなることがあります。

アトピー性皮膚炎や花粉症皮膚炎

目の周りのデリケート部分に炎症が起きることで、色素沈着により茶色のくまになります。

下まぶただけでなく、目の周り全体がくすんでいる場合は、皮膚炎の可能性があります。

遅発性両側性太田母斑様色素斑

青みのある灰色と茶色が混ざったようなアザです。20歳前後から、目のまわりを中心に両頬・おでこ・小鼻・目の下などに現れます。

皮膚の奥の真皮に、メラニン色素が沈着している状態です。

バセドウ病

のどにある甲状腺で作られる甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。症状のひとつに眼球の突出があるため、たるみができ、黒くまが現れることがあります。

さいごに

目の下に「くま」ができるのには、さまざまな原因があります。くまの種類別に正しいケアを行いましょう。

また、目の下のくまには、何らかの疾患が関わっている可能性もあります。その場合は、早めに病院を受診しましょう。

目に関するお役立ち情報

目に関連するQA

dメニュー