コンタクトレンズの原因や薬など悩みをセルフチェック

2017年12月15日

コンタクトレンズの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

コンタクトレンズによって起こる症状

コンタクトレンズを装着していると、目の乾燥、充血、痛み、かゆみ、レンズのゴロゴロ感などさまざまなトラブルが発生しやすくなります。コンタクトレンズをつけているときは、目は常に酸素が不足している状態です。裸眼のときよりも、乾燥しやすく刺激を受けやすい状態です。

乾燥が原因でドライアイになったり、角膜に傷がついて痛みが出たり症状を放置していると悪化する可能性があります。また、かゆみと目やにが多い場合には、巨大乳頭結膜炎(きょだいにゅうとうけつまくえん)や、アレルギー性結膜炎などの目の疾患が考えられます。

生活の中で考えられる原因

目の乾燥

パソコンやスマートフォンを操作していると、自然と瞬きの回数が減ってしまいます。まばたきの回数が減ると目の表面を覆っている涙の量が減り、目の乾燥につながります。

コンタクトレンズを装着していると、涙自体が蒸発がしやすいのでさらに目が乾きやすくなります。

手の汚れ

手が汚れていたりハンドクリームや化粧品を使用したあとにレンズを触ると、汚れや油分がレンズに付着します。レンズの汚れはくもりやゴロゴロ感につながります。

室内の乾燥

空気が乾燥していると、目の表面を覆っている涙も乾きやすい状態です。目の乾燥はドライアイなどさまざまなトラブルにつながります。

異物の混入

目にゴミやほこり、まつげが入ったときや、コンタクトレンズが汚れているときは、ゴロゴロとした異物感があります。

黒目の部分である角膜は、痛みの感覚が最もすぐれている組織のひとつといわれています。少しの異物でも痛みを感じやすく、とくに角膜に傷が付いた場合には激しい目の痛みが起こります。

コンタクトレンズによる悩みの対処法

レンズを触るときは手をきれいに

コンタクトレンズを触る前は手をしっかりと洗いましょう。ハンドクリームや化粧品などを使用したあとはレンズを触らないようにしてください。指に付着している油分がレンズにうつり汚れの原因となります。

洗浄を丁寧に

コンタクトレンズのこまめな洗浄とタンパク除去を欠かさずに行うことが大切です。レンズの汚れは角膜に傷をつける原因となるので、正しい方法のケアを心がけけましょう。とくにソフトレンズの場合、消毒やこすり洗いが必須のレンズもあるため注意が必要です。

乾燥に注意

部屋が乾燥していると、涙をつくる涙膜から多くの水分が蒸発してしまいます。まばたきの減少も同様に目の乾燥につながります。

スマートフォンやパソコンの操作の時間を短くする、部屋の湿度に注意する、目薬を定期的に挿す、サングラスなどで紫外線対策を行うなど、瞳に負担がかからない工夫を行いましょう。

使用上の注意を守る

コンタクトレンズには、ハードレンズとソフトレンズがあり、レンズごとに使用期間が決まっています。とくに使い捨てタイプのコンタクトレンズは、使用期間を必ず守りましょう。

また、目に異常を感じたらコンタクトレンズの使用は中止し、医師に相談しましょう。

薬の使用

炎症を抑える効果のあるグリチルリチン酸二カリウムやイプシロン-アミノカプロン酸の入った目薬を使用すると、紫外線やパソコンなどの外的ストレスによる炎症が治まります。

目に直接栄養を与えるために、パンテノールやタウリンなどのビタミン・アミノ酸の入った目薬も有効です。

目の充血を取り除きたい場合は、塩酸テトラヒドロゾリンやナファゾリン塩酸塩という成分が入った目薬が用いられます。膨張した血管を収縮させる作用があり、充血を鎮めてくれます。充血除去成分が入った目薬は長期連用により2次充血やドライアイを起こすことがあるため、連続使用期間は5日までにしましょう。

コンタクトレンズに使われるお薬の総合情報

コンタクトレンズに関するお役立ち情報

薬剤師に相談する

疑問に思ったことは薬剤師に相談してみましょう。

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