目の痛みの原因や薬など悩みをセルフチェック

2017年12月15日

目の痛みの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

逆さまつげ

逆さまつげは目の痛みを感じる原因のひとつです。逆さまつげには、まつげの並び方が不揃いでまつげの一部が黒目に触れて刺激する場合と、まぶたの縁が目に向けて内側に曲がっているためにまつげが黒目に触れて刺激する場合があります。

小さい子どもは特に下まぶたがふっくらとしていることから、まつげが内側に入ってしまうことが多くあります。ほとんどの場合は3〜5歳の頃には自然に治ります。

逆さまつげは高齢者にも起きやすい状態です。高齢になると皮下脂肪が少なくなり、上まぶたがたるむことによってまつげが内側を向いて目に入りやすくなってしまうためです。

ゴミなどの異物

砂・小さな虫・ゴミなどの異物が目に入って異物感が生じます。

特に鉄工所などで作業を行う方は、鉄片や小さな破片が目に入りやすい状態であり、目に痛みを感じることが多くあります。

目の乾燥

目が乾燥すると角膜が傷つきやすくなり、痛みを生じることがあります。

目の乾燥はパソコンやスマートフォンを見ている時のまばたきの少なさ・空気の乾燥・直接冷房に当たることが原因になります。

目の疲れ

目が全体的に痛む場合や目の奥が痛い場合は、目の疲れが原因となっていることが多くあります。

目の疲れの多くは目の酷使によるものです。

眼球は外眼筋という6本の筋肉に支えられており、長時間一定の場所を見るなど眼球の動きがない状態が続くと、外眼筋の緊張状態が続き疲労を起こします。

また、人がものを見るときは、カメラのレンズのような働きをする水晶体の厚みを見る対象によって変えながらピントを合わせています。ピントを合わせる調節をしているのが毛様体筋という水晶体の周りにある筋肉です。近くを見るときは毛様体筋が収縮して水晶体が厚くなります。近くを見続けると毛様体筋が収縮し続けるため目の疲労に繋がります。

現代ではパソコンやスマートフォンを長時間使用することが、疲れ目の原因の多くを占めています。

遠視・乱視・老眼・斜視や左右の視力差が大きい場合なども疲れ目の原因になります。

コンタクトレンズの使用

目の形に合っていないコンタクトレンズの使用、レンズに汚れがついている、レンズが古くて変形を起こすことなどで目を傷つけている可能性があります。コンタクトレンズによる目の傷が原因で痛みが生じている場合があります。

紫外線

紫外線を目が浴びることで、角膜の表面が傷つき炎症が起きて痛みを感じる原因になります。スキー場や海水浴場などで強い太陽光を浴びることで引き起こされます。

目の痛みの対処法

目をこすらない

目の中に異物が入ったときは目をこすらず、涙とともに自然に流れ出るのを待ちましょう。目をこすると傷に繋がったり、裏側のまぶたに異物が付着したりする恐れがあります。

病院を受診する

鉄片が目に入ってしまった場合は、放置すると鉄片の周りにサビができてしまうため、早めに病院を受診して取り除くことが必要です。

逆さまつげの症状が強い場合も、角膜を傷つけて痛みがひどくなってしまうことがあるため眼科を受診しましょう。まぶたの内側へのそり具合がひどい時には手術を行うこともあります。

まつげの向きがバラバラで逆さまつげが起きている場合は、一部の毛根を切除したり電気分解する方法があります。

生活の中でできる予防法

乾燥を防ぐ

直接エアコンの風が顔に当たらないようにして目の乾燥を防ぎます。また、加湿器を使用して室内の乾燥を防ぐことも有効です。パソコン使用時や読書時はまばたきを意識的に多くしましょう。

適切なコンタクトレンズを使用する

コンタクトレンズは医療機器のため、処方には眼科医の診察が必要です。合わないコンタクトレンズを使用することは目の痛みのみならず、角膜障害を起こす可能性があります。眼科医の診察を受けて適切なコンタクトレンズを使用しましょう。

古くなってレンズが変形している場合もあるため、定期的に検査を受けることも大切です。また、レンズの汚れが目の痛みに繋がっていることがあるため、正しい手順で洗浄をしましょう。

サングラスやゴーグルを使用する

強い日差しの中に行く時はサングラスをしましょう。スキー場でも雪に紫外線が反射することによって目に紫外線が入り痛みを生じる可能性がるため、ゴーグルを使用しましょう。

薬の使用

目に異物が入った場合は洗眼薬を使って洗い流すこともできます。

逆さまつげの症状が軽い場合は、角膜を保護する目薬や結膜炎を治療する抗生物質の目薬を使用して様子をみます。

目の乾きが原因になっている場合は、ヒアルロン酸が配合されている目薬や人口涙液を使用します。瞳にうるおいを与える成分は、塩化カリウム・塩化ナトリウム・塩化カルシウム水和物・硫酸マグネシウム水和物などがあります。

目の疲れが痛みの原因になっている場合は、新陳代謝を促して目の疲れを改善するビタミンB6・タウリン・パンテノール・L−アスパラギン酸カリウムが入った目薬が効果的です。

上記の市販薬を使用しても症状が改善しなかったり短期間に何度も痛みが出る場合は、病院を受診しましょう。

目の痛みに関する疑われる病気

※こちらでは代表的な症状のみ記載しており、症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方や、体調の変化を感じた場合は医療機関にご相談ください。

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