生理不順が続いている。。。生理がきても無排卵月経。赤ちゃんがほしいのになかなかできない。。。

そんな症状が続いている場合は「高プロラクチン血症」や「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」という病気の可能性があります。                           

これらの病気は近年若い女性の中で増えてきているのです。

ここでは「高プロラクチン血症」について解説していきます。

生理周期が異常に遅かったり、生理がきても無排卵月経。妊娠を望んでいるのに不妊状態が続いている。。。そんな症状で悩んでいる人は「多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)」や「高プロラクチン血症」という病気の可能性があるかもしれません。ここでは「多嚢胞性卵巣症候群」について解説していきます。「高プロラクチン血症」について詳し

高プロラクチン血症とはどんな病気なのでしょうか。症状と原因、治療法についてみていきましょう。

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高プロラクチン血症ってどんな病気?

プロラクチンとは生殖や排卵、妊娠、授乳などと関係がある脳下垂体から分泌されるホルモンです。

中でもプロラクチンは乳腺を刺激して乳汁を分泌する働きが主にあるため、赤ちゃんに母乳を与えている場合はその値が高くなります。

母乳をあげている時期の母体というのは、すぐの妊娠はできないような体の状態になるため、妊娠を妨げる働きをしているのもプロラクチンです。

しかし、授乳期以外の時期にこのプロラクチンの値が高いと高プロラクチンとなり、異常値を示すと高プラクチン血症と呼ばれます。

高プロラクチン血症は20~30代の女性に多く、授乳期以外の時期にプロラクチンが高い場合は妊娠しにくくなってしまいます。

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高プロラクチン血症の症状は?

・周期が遅れる稀初月経、無排卵月経などの月経不順

・不妊や流産

・妊娠したこともないのに乳汁が出る

・視力の異常、視野狭窄(視野が狭くなる)

・頭痛、吐き気、めまいなど

高プロラクチン血症の原因って?

◼︎心療内科などでよく使われる抗うつ剤、ピル、胃潰瘍の薬などを長期間服用(特にドグマチールという薬の場合が多い)

◼︎脳の下垂体に腫瘍ができている(頭痛や吐き気、めまい、視野狭窄や視力の異常を伴うことが多い)

◼︎ストレスによる影響

薬の服用や脳下垂体に異常がない場合は、ストレスが原因になっていることがほとんどです。ストレスは自律神経のバランスを崩しあらゆる不調の原因となり、プロラクチンの分泌にも影響してしまうのです。

高プロラクチン血症は体質によるものもあるので、普段は正常値でもストレスが異常に溜まっているときや、夜間にだけ高プロラクチンとなるといった場合もあるようです。

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高プロラクチン血症の治療法は?

薬が原因の場合

使用している薬が中止可能なものなら薬を中止します。

中止不可能なものなら、医師と相談して他の薬に代えてもらいましょう。

腫瘍が原因の場合

大きい腫瘍の場合は手術が必要ですが、小さい腫瘍でしたら薬を服用して治療します。

ドパミン製剤といわれる代表的な薬剤として、毎日服用するパーロデル、テルロン。週に1度服用するカバサールなどがあります。

薬の種類は、症状の経過状態や副作用などによって医師とよく相談して決めましょう。

ストレスなどが原因の場合

自律神経を乱しているストレスの原因を取り除きましょう。

ホルモンは血液が運んでくれますので、血液をサラサラに血行を良くすることは大切です。

自分の好きなことをしたり、ストレッチや半身浴など、リラックスしながら身体を温め血行を促進させれば正常なホルモンへの働きにも効果的です。

ストレスを溜めこまないことが大切ですが、ストレスを解消できる場も見つけられるようにしましょう。

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さいごに

高プラクチン血症は若い女性に増えている病気です。

今は妊娠の予定がないからといって放置していたら、今後妊娠しにくい体となってしまうばかりか、婦人科系の病気も患うことになってしまうかもしれません。

気になる症状がある人は早めに医療機関を受診しましょうね。