20代~40代で風しんが大流行!あなたは大丈夫?!ママ・パパになる前に抗体検査を受けよう!!

現在独身の人で、子どもの頃に自分がどこまで予防接種を受けたか把握している人は少ないと思います。
実家で母子手帳を探してもらったら分かることなのですが、「大掃除、引っ越しなどでうっかり無くしてしまった!」なんてことも。
母子手帳には子どもの頃に受けた予防接種の記録が残っていますが、それがなければ風しんや水ぼうそう、麻疹、どこまでワクチンを受けたかなどわからないですよね。

そのデータは自分が親になる時、赤ちゃんのために必要になります。

「とうぶん結婚の予定がないよー。」という人も。これからパパ・ママになる人も。
自分のワクチン接種状態が分からない人は抗体検査を受けましょう!


 

なぜ今?抗体検査が必要な理由

今「おとなの風しん」が問題になっています。
現在、風しんワクチンの予防接種は1歳と小学校入学前に2回行うことになっていますが、平成2年4月1日以前に生まれた25歳以上は1回の接種のみだった世代です。
この世代の中から予防接種を受けたにも関わらず、大人になってから風しんを発症するケースがあらわれています。


 

なぜ予防接種を受けたのに風しんにかかってしまうのか?

1回の予防接種で風しんの免疫を獲得できるのは95%と言われています。
つまり、5%弱の人が風しんの抗体を持っていない可能性があるのです。
2回目の予防接種での抗体保有率は99%。100%ではありませんが2回目を受けることでより確実に風しんを予防することができます。
 

子どもの頃に風しんになった「記憶」があるが「記録」がないと言う人

1度風しんにかかった人には免疫ができるので生涯風しんにかかることはないと言われていますが、「風しんにかかった記憶がある。(記録は無い)」と言う人は念のためもう一度抗体検査を受けてください。
そのような人の抗体検査した結果、抗体が見つからず実は「はしか」や「リンゴ病」と間違っていたと言う報告も多く上がっています。
以前は医師が症状だけで風しんと診断することも多く、医師の診断が間違っていた場合も少なくありません。

風しんは子どものときは軽い症状ですみますが、大人になってからかかると「血小板減少性紫斑病」「脳炎」など重篤な症状におちいる場合があります。そして何よりも怖いのが自分が親になる時、お腹の赤ちゃんに影響を与えてしまう危険があるということです。
 

もし、妊娠中に風しんにかかってしまったら?

妊婦が風しんにかかってしまうとお腹の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」にかかり、目や耳や心臓に障害を持って生まれてくる可能性があります。
その確率は妊娠1ヶ月で50%以上、2ヶ月で35%、3ヶ月で18%、4ヶ月で8%と、妊娠初期の確率は非常に高くなっています。
妊娠1ヶ月と言えばまだ妊娠しているかもわからない「無警戒」な時です。
ですので、妊娠する予定があるなら妊娠する前に、すでに妊娠しているならパートナーや周りの人にも風しんの抗体検査を受けてもらい、風しんにならない環境作りをし、赤ちゃんを先天性風疹症候群から守って下さい。

 

おわりに~「おとなの風しん」について行政の取り組み~

現在、一部の自治体では風しんの予防接種や抗体検査の助成が受けられるようになっています。
普段、抗体検査は保険適用外ですので、検査費用は(病院にもよりますが)実費でだいたい1万円前後。
それが自治体の助成で検査費の一部補助や、中には無料で抗体検査が受けられるところもあります。
現在平成23~24年の大流行で風しんのワクチンが足りなくなっている状態です。
妊娠を希望する女性、そのパートナー優先など予防接種に制限がかけられている場合があります。
自分の所属する自治体はどのような対応をとっているのか問い合わせてみましょう。

 

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