生理の下痢や便秘は女性ホルモンが影響しやすい

「生理前は便秘でつらい思いをしたのに、生理が来たら下痢になった」

こんな経験をするたび、なんで急にお腹の調子が変わったのか不思議に思いませんか?原因は女性ホルモンのひとつ、プロゲステロン(黄体ホルモン)の働きにあります。

プロゲステロンには生理前に多く分泌され、生理が来たら分泌が低下する特徴があります。

そして、お腹にこんな影響を与えるのです。

◼︎生理前

プロゲステロンは体内に水分を溜めこもうとする性質で腸からも水分を奪ってしまう。

その結果、腸の働き(蠕動運動)が低下。さらに便も水分を失い、排泄が難しいコロコロ便に・・。

◼︎生理中

プロゲステロン分泌の低下と同時に、プロスタグランジンという物質が放出。プロスタグランジンには子宮を収縮させ、経血をスムーズに出す作用があり、この働きが腸まで刺激し、

その結果、下痢や腹痛が起こることになります。

この記事では、毎月やって来る女性特有の腹の不調を解消するための食べ物やアロマをご紹介します。

生理前の便秘対策:ココアを飲む

普段はコーヒーや紅茶を飲む人も、生理前はココアを飲んでみませんか?

ココアには便秘に効くと言われる植物繊維が含まれ、鉄分も豊富なので生理時の貧血対策にもなります。

さらに血液循環を改善するマグネシウムで胃腸の働きも活発化・・と、いいことずくめです。

生理前の便秘対策:豚肉、レバー、鶏もも肉を積極的に摂る

ダイエット中の女性は特に生理前の便秘になりやすいです。それは便をスムーズに出すための油が不足がちだから。

生理前はダイエットをお休みして、積極的に肉や魚も食べるようにしましょう。

そのとき、ビタミンB群が豊富な豚肉などを選ぶと、腸の働きが促進されるので一石二鳥です。

生理中の下痢対策:ホットレモネードを飲む

下痢のときは、水分と一緒にビタミンCが多く排泄されてしまいます。

ビタミンC不足は疲労や免疫力低下の原因となるので、積極的に補うようにしましょう。

またホット飲料には痛みを感じる交感神経の働きを抑え、副交感神経を優位にする作用があるので生理痛にも有効です。

生理中の下痢対策:ゆでた野菜やささみ、半熟卵など消化に優しい食べ物

下痢になると腸の粘膜が傷つき、弱ってしまいます。

ここに粘膜を刺激する食物繊維や脂っこいもの、香辛料、冷たいものを食べるのはNGです。

消化に優しく、腸の粘膜を刺激しない食べ物を選びましょう。

ゆでたほうれん草や人参、白菜、または脂肪の少ないささみ、食べやすい半熟卵やはんぺんなどがおすすめです。

生理の下痢や便秘におすすめのアロマとは?

半身浴や足湯のときにアロマのエッセンシャルオイルをたらすと、効果がアップします。

例えばこんなものがおすすめです。

便秘、吐き気、腹部膨満感

フェンネル、ローズマリー、アニスシード

下痢

カモミール、ミント、オレンジ、ジンジャー

ちなみに半身浴は38~39度のぬるま湯に20~30分、足湯は41~42度のお湯に20分が目安です。

さいごに

いかがでしたか?

便秘の場合も下痢の場合も、体を温めることが大切になります。

特に下半身の血行が良いと痛みも軽減されるので、室内では足首まである靴下をはきましょう。