はじめに

低用量ピルを服用されている方が最も心配なのは「なんらかの理由で薬(ピル)の効果が落ちる」ということでしょう。

実際に病院やクリニックに寄せられる相談で多いのが「下痢や吐き気があったときにピルを飲み直す必要があるのか」ということ。

そこで、今回は低用量ピルの服用直後に下痢や吐き気などで「効果が落ちたかも!?」と心配になったときの対応方法をお伝えします。

服用してから4時間程度が一つの目安

まず一番最初に考えていただきたいのは、12〜14時間以内にかかりつけの婦人科に相談するということです。

12〜24時間以内に適切な対応ができれば避妊効果を保ったまま対応することができるためです。

服用後4時間以内に嘔吐や激しい水下痢があり、明らかに薬を吸収できてなく、かつ、どうしても婦人科に行くことができない場合は1錠追加して服用するとで効果を維持できるでしょう。

下剤を使うときは早めにピルを飲んでおきましょう

下剤を服用する場合は、先にピルを服用し、ピル服用後4時間は空けてから下剤を服用しましょう。

これによって下痢になってもピルの効果を保つことができます。

吐き気が出やすい方は酔い止めを活用しましょう

乗り物酔いなど特定の吐き気がある時は酔い止め(市販ならトラべルミン等)を活用するとよいでしょう。

おわりに

どれだけ注意しても、下痢や吐き気は突然やってくることがあります。

上手く対応できなかったときは2週間様子をみましょう。

「効果が怪しくなったかも」と思ったら、あまりむりせず2週間程度は様子を見ましょう。

2週間ほどピルをしっかりと服用していただければ効果は戻ってきます。

また、下痢や吐き気だけでなく、避妊効果を弱める薬をピルと併用服用した場合は、その薬の飲み終わりから14日間はコンドームなど他の避妊法を併用しましょう。

ぜひ参考にしていただき、いざという時に活用してくださいね。