赤ちゃんが「激しく泣く、おさまる」を繰り返すのがサイン!早期発見が重要な「腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)」の症状・対処法・治療法

赤ちゃんが泣いたり泣き止んだりを繰り返すときは、腸重積症のサインかもしれません。腸重積症は発見が遅れると腸が壊死し、入院と手術が必要になることもある病気。見逃さないよう、赤ちゃんが出すサインを知り、早期発見につなげましょう。

赤ちゃんが泣くのは、何かしらの不快感や体の不調を訴えているサインです。

激しく泣いたらおさまる、また泣く・・・こんなときママはどうすればいいか分からないことも多いですよね。

泣くのがおさまる場合は様子を見よう、と思いがちですが、それでは遅い病気があります。

今回の「腸重積症(ちょうじゅうせきしょう)」は見落とすと重症になる可能性があるため、どんな病気なのか、原因や対処法、治療法を知っておきましょう。

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腸重積症とはどんな病気?

「腸重積症」は腸の中に腸の一部がもぐりこんで重なり合ってしまう病気です。

もぐり込んだ腸は血管が圧迫されて血液が流れなくなり、これを放っておくと壊死してしまいます。

原因ははっきりと分かっていませんが、突発性のものはウイルスが関係している確率が高く、かぜをひいたり下痢をしたりすると、腸のリンパ節がはれて大きくなり、そこから腸が別の部分に筒のように入り込んでいくと考えられています。

ごくまれに、生まれつき腸の一部が飛び出していたり、ポリープが原因のケースもあります。

生後6か月前後の離乳期に起こりやすく、比較的体格のいい男の赤ちゃんに多く見られます。

ただしこの月齢でないと起こらないということではありません。

放っておくと命にかかわる場合があるため、早期の治療が大切です。

腸重積症の症状は?

元気で機嫌も良かった赤ちゃんが、突然不機嫌になってぐずりだし、激しく泣き出すのが発症のサインです。

◇突然激しく泣く

◇泣きやむ

◇また火がついたように激しく泣き出す

これを10分~30分おきに繰り返します。

これは断続的に腸が圧迫されるためです。

この「泣く、おさまる」の繰り返しが腸重積症の特徴です。

その他として

○イチゴゼリーやジャムのようなドロリとした血便が出る

○顔色が青白くなり嘔吐することもある

※血便は出ないこともありますが、腸重積症は早期に発見して、早期に治療することが大切です。

嘔吐が続くときなどは緊急性が高いので、夜中でも受診するようにしてください。

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腸重積症治療法は?

発症後24時間以内の場合は「注腸整復」(高圧浣腸)

病院で触診と超音波で診断します。

治療の基本は、肛門から腸内に薄い浣腸液や空気を「高圧浣腸」で入れることにより、もぐりこんだ腸を元に戻す(整復)という方法で治療します。

発症から24時間以内に注腸整復すれば、ほとんどが元に戻ります。

一日様子をみて再発がなければそのまま退院できます。

発症後時間が経っている場合は「手術」

24時間以上の時間が経っていて、腸の潜り方がひどい場合や、腸の一部が壊死している場合は手術が必要になります。

壊死している部分を切除しつなぎ合わせます。

1週間~10日位の入院になります。

病気のサインを見逃さないで!

赤ちゃんは自分で腹痛を訴えることができません。

ママは以下の症状に気を付けてくださいね。

◇時間おきの不機嫌から始まる泣きの繰り返し

◇足を曲げてお腹に引き寄せるような変な体位

◇お腹を触られると、さらに激しく泣く

など、血便や嘔吐がなくても、このような場合は早めの受診をしましょう。

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さいごに

赤ちゃんは泣くのが仕事と言われますが、言葉が話せないぶん判断できるのはママしかいません。

病気には、その病気特有の症状があります。

赤ちゃんが泣いている時に、もし今回のような症状があったら、腸重積症を疑って早期の対応をして下さい。

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