尋常性疣贅(ウイルス性イボ):子供にできやすいイボの原因・症状・治療法

尋常性疣贅は子供にできやすいウイルス性のイボです。尋常性疣贅の原因と症状、治療法まで解説します。

はじめに

イボができるのは、大人も子供もいやなものですよね。
イボにもさまざまな原因や種類がありますが、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は特に子供にできやすく、治りが遅い場合があります。

尋常性疣贅とは?

疣贅(ゆうぜい)とは、いわゆる「イボ」を指します。

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)は、ウイルスの感染によって子供の手や足の裏など傷つきやすいところにできいるイボのことをいいます

尋常性疣贅の原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)、ヒト乳頭腫(にゅうとうしゅ)ウイルスと呼ばれるウイルスです。

ヒトパピローマウイルスには、100種類以上の型が存在することが報告されています。

健康な皮膚には感染しませんが、小さな傷口があるとそこから感染して発症したり、免疫力が低下するような病気や、アトピー性皮膚炎など免疫力を低下させる治療をしている人は感染しやすくなります。

ウイルス性のイボは大人から子供まで誰にでもできますが、尋常性疣贅は特に子供が発症しやすいイボです。

放っておいたり削ったりすると、イボが広がったり他人に移してしまう可能性もあるため、イボに気づいたら早めに小児科または皮膚科を受診しましょう。

尋常性疣贅の症状

◼︎最初は平らで小さなイボだが、徐々に大きくなって盛り上がってくる
◼︎痛みやかゆみはない
◼︎大きくなると表面がザラザラして固くなる
◼︎足の裏のイボは圧迫を受けているため盛り上がらず、歩くと痛みを感じる(ウオノメと間違いやすい)
◼︎単独でできたり、くっついて大きくなったりする
◼︎ひどくなったり、治りにくかったり、繰り返しできたりする

尋常性疣贅の治療法

1.液体窒素を用いた凍結療法

一般的に行なわれている治療法で、液体窒素を綿棒につけてイボを凍らせます。患部を急激に冷やして低温やけどさせることにより、ウイルスが感染した細胞なを壊死させ、新たな皮膚の再生を促す治療法です。

一度では取り切れないため、1~2週間に何回かに分けて行います。

2.薬品を塗布し、皮膚を腐食させていく方法

冷凍療法が痛みを伴う場合や、子供に行うことが多い治療です。これも1~2週間毎に繰り返します。

3.ヨクイニン内服療法

ハトムギの種皮を除いた種子を原料にした生薬(ヨクイニン)という漢方薬の内服により、免疫力を上げて治す方法です。副作用はほとんどなく液体窒素凍結療法などと併用でき、子供も内服できます。

上記のような治療法の中から、最も適していると思われるものを選んで行います。どれも多くの場合、1回の治療で治すことは難しいため、治療は継続して行う必要があります。どの治療が合っているか医師とよく相談しましょう。

おわりに:日常の注意点は?

手や足は、目に見えない小さな傷ができやすいため、免疫力が弱くなっている時はウイルスに感染しやすくなります。子供はケガもしやすく免疫力も低いため、ウイルス性のイボができやすいものです。

傷ができたら絆創膏でガードしたり、公共の場所に素手や素足ではいかないようにして、ウイルスが侵入しないよう注意しましょう。

ウイルスは小さな傷口から侵入して色々な悪さをします。イボは治りにくく繰り返しできてしまう厄介なもの。軽症のうちに対処しましょう。

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