まず最初は小児科を受診しましょう

小児科医は、「子供特有の症状や治療法」を熟知した小児専門医です。

一般的に熱や咳は小児科、鼻や耳に異常があれば耳鼻科、皮膚に発疹ができると直接皮膚科へ・・・と思ってしまいがちですね。

ところが、鼻や耳、皮膚の病気などでも原因は様々なため、自己判断できないことや、してはいけないことがたくさんあります。

例えば「水ぼうそう」や「はしか」などで発疹や水泡ができるのは、皮膚の病気ではなく、ウイルス性疾患の結果起きるものです。

これは皮膚科ではなく小児科で診るべき病気ですが、慌てて皮膚科へ受診するというケースは多いようです。

体は一つ一つが独立しているのではなく「連動している」という理解が大切です。

特に小児には、小児特有の病気や治療法があります。それを熟知しているのが小児専門医なのです。

小児科医の主な役割

■病気の診断、治療

■専門医にかかる必要があるかどうかを判断

皮膚科・耳鼻咽喉科・泌尿器科・眼科・外科・整形外科・アレルギー科・歯科・脳神経外科・神経科・形成外科など、必要に応じて専門医や場合によっては大きな病院を紹介します。

■予防接種

■健康診断

■育児相談

このように小児科医は、赤ちゃんから思春期までの子どもの心と身体の全てを扱います。

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かかりつけ医を持つことのメリット

小児科は何歳までが対象でしょうか。

一般的には「0歳~15歳(中学卒業まで)」を目安にしていますが、小児科学会では「15歳までの年齢を上限とするのではなく、成人に至るまでの思春期、青年までを想定すべき」とあります。

なぜなら、先天性の病気があるなどの場合、幼少期からかかっている小児科に、大人になってもそもまま通うケースも多いからです。

また患者さんをよく把握している主治医が継続して診ることが、患者さんにとっても良い場合が多いためです。

そこで大事なのは、何でも相談できる「かかりつけ医」がいることです。

かかりつけ医を選ぶポイント

  • なるべく家から近い小児専門の開業医(曜日ごとに担当が変わらないため)
  • 病気、治療法、薬の種類などを分かりやすく説明してくれる
  • 必要外の薬を出したり、注射をしない
  • 話しやすい、質問しやすい
  • 分からない時は分からないと言い、適当な診断をしない
  • 近所の評判が良い
  • 受付や看護師、スタッフの対応が良い

これらすべてをクリアできるのはなかなか難しいかもしれませんね。

特にママが医師に気を使うことが多い場合、何か怒られるかもしれないと正確な情報を伝えられなかったり、本当はよく分からないけれど聞けなかったり・・・そんなことがあるとなかなか病院へ行く気にならず、病気を見過ごしてしまうことになるかもしれません。

ママが気軽に何でも相談できるということも大切なポイントです。

「わが子の普段の状態や病歴、家族のことも良く知っている」そんなホームドクターを見つけましょう。

さいごに

救急車を手配するような場合で無い限り、信頼できる「かかりつけ医」がいると診断がスムーズにいきます。

大きな総合病院の方が安心できると思うかもしれませんが、赤ちゃんや子どもは病気にかかりやすいため、身近なドクターが大切です。

ママが頼りにできて信頼できる「かかりつけ医」をまず身近に作っておきましょう。