子どもの目の病気「屈折異常」は3才までの発見が鍵!早期治療が大切な「屈折異常」の種類と症状、治療法を知ろう

早期治療が大切な子供の目の病気、屈折異常。3才までにお子さんの症状に気付くことが理想です。異常のサインを見逃さないようにきちんと理解していきましょう!

子どもの目の病気の中でも、斜視などは見た目にも分かることがありますが「視力」に関しては、ママやパパも分かりにくいことがあります。

治療が遅れた場合、その後は十分な視力が得られない為、早期の発見、治療が大切です。

小児の屈折異常について知っておきましょう。

屈折異常とはどんな病気?

ものを見るためには、光が「角膜」と「水晶体」でピント合わせの作用を受けて正しい角度で屈折し「網膜」の上に像を結びます。

この状態を「正視」といい、その情報が「視神経」を経由して脳へ送られます。

屈折異常とは

‣水晶体の屈折する力の強弱

‣角膜から網膜までの距離(眼球に奥行き)

などに異常があり、網膜の上で正しく像を結べずに視力に障害が起きる病気です。

屈折異常には症状によって「遠視」「近視」「乱視」の3つのタイプがあります。

遠視(えんし)とは

遠視の原因は、水晶体の屈折力が弱い、角膜から網膜までの距離が短いために起こります。

光が網膜の後ろで像を結ぶため、遠くも近くも良く見えず、ぼんやりしています。

常に網膜上に焦点を合わせる必要があるため、とても疲れます。

遠視の程度が強いと、ものをはっきり見ることができないため、視力が発達しません。

また近くのものをはっきり見ようとして両目が極端に内側に寄ってしまう「内斜視」の原因になることもあります。

近視(きんし)とは

近視の原因は、水晶体の屈折力が強い、角膜から網膜までの距離が長いために起こります。

目に入ってきた光が網膜の手前で像を結びます。

近くは比較的はっきり見えますが、遠くはぼんやりと見える状態です。

乱視(らんし)とは

乱視の原因は、角膜や水晶体がゆがんでいるために起こります。

生まれつきの場合と、目のケガや角膜の病気による場合があります。

光の角度によりピントの合う位置が違い1点で焦点が結ばれない状態です。

ものの輪郭がはっきりせず、ぼやけたりダブって見えます。

目が疲れやすく弱視の原因になることがあります。

このように屈折異常のあると

◇遠くが見づらい

◇近くが見づらい

◇ダブって見える

◇眼が疲れる

という状態になり、斜視や弱視の原因にもなります。

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屈折異常のサインは?

◇見るときに目を細める

◇光をまぶしがる

◇異常に近づいて見る

◇ものを斜めに見る

◇落ち着きや集中力がない

片目だけに屈折異常が起きている場合は、きちんと見えている目で補うため、分かりにくいことがあります。

屈折異常の治療法は?

近視、遠視、乱視の状態に合った眼鏡で矯正します。

目を使う訓練をしながら視力が発達するようにしていきます。

視力についてはママもパパも気づきにくく、3才児健診で発見することが多く見らます。

子どもは成長と共に身体機能が発達していきますが、視力については「13歳頃には脳の視覚中枢の発達が終了」してしまいます。

治療は、3才から6才ぐらいまでに行うことが大切です。

視力の異常を指摘されたらすぐに眼科を受診しましょう。

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おわりに

視力は発達する年齢は限られています。

普段から子供の様子に注意し、健診なども利用して早期発見を心がけましょう。

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