はじめに ~アレルギー性鼻炎とは?~

通常鼻炎は、ウイルスや細菌が鼻の粘膜について炎症を起こす場合がほとんどです。

ただし、アレルギー性鼻炎は、かぜを引いているわけでもなく、熱もないのに鼻水や鼻づまりを起こします。

近年は2~3歳の低年齢でアレルギー性鼻炎を起こす子どもが増えています。

アレルギー性鼻炎の原因は?

ダニ、カビ、ほこりなどのハウスダスト、ペットの毛、花粉などが主な原因です。

親にアレルギー疾患がある場合、子どもがアレルギー性鼻炎になりやすい傾向がありますが、アレルギー性鼻炎は「季節を問わず」発症します。

特に花粉が飛散する時期は起こりやすくなるため、通常と合わせて注意が必要です。

傾向として「季節の変わり目」に発症することが多く、また朝や夕方など「気温差がある時間帯」に悪化しやすくなります。

かぜとの違いは短期間で治らないこと

アレルギー性鼻炎の症状として

◇鼻水、鼻づまり

◇くしゃみを連発することがある

◇水のようにさらっとした透明な鼻水が止まらない

◇熱はほとんどない。出ても微熱程度

◇目のかゆみを伴う事もある

◇口呼吸になるため喉が痛くなることもある

◇熟睡できない

アレルギー性鼻炎は、鼻かぜと間違いやすいのですが、原因が違うため長期化する場合があります。

アレルギー性鼻炎の治療法は?

血液検査でアレルゲンを特定できれば、それを取り除くことが第一です。

アレルギーの疑いがある場合は、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤の飲み薬を使用します。

また点鼻薬が処方されることもあります。

赤ちゃんの場合、アレルギー性鼻炎かどうかの診断がしにくいため、通常2才頃にははっきりします。

まずは熱もないのに鼻水や鼻づまりが続くときには、小児科を受診しましょう。

注意として、大人用の点鼻薬はショックやけいれんなどを引き起こすことがあります。

自己判断で使用しないように注意しましょう。

アレルゲンを減らす環境作りが大切

アレルギー性鼻炎は、環境が変わらないと症状が長期化し、慢性化する可能性があります。

日頃から以下のことに注意しましょう。

◇室内の清掃、換気を徹底する

◇ダニやほこりなどのハウスダストを排除する

◇ほこりのたちやすいカーペットや家具の使用を避ける

◇ぬいぐるみやおもちゃなど、洗えるものは洗う

◇毛の生えているペットはなるべく飼わないようにする

◇家の中でタバコは吸わない

◇空気の入れ替えの際は花粉に注意する

◇外出した時は着ているものをはたいて、ほこりや花粉を家に持ち込まない

まずは家の中の環境を整えて、発作の原因となるアレルゲンを減らすことがとても大切です。

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Photo AC

おわりに

子どもから大人まで、食生活や環境の変化でアレルギー性鼻炎を起こす人が増えています。

特に低年齢からの子供の花粉症も増えています。

かぜとは原因が違うため、生活環境にも注意してあげましょう。