初めて低用量ピルを飲み始めたけれど、きちんと避妊できるのか不安…そんな方はいませんか。

ピルの避妊のしくみについては、医院やクリニックでは詳しく教わることはないかもしれません。

この記事では、ピルの避妊のしくみや、持続期間、飲み忘れた場合どうするのかなど、ピルを避妊目的で服用する際には知っておきたいことを紹介します。

ピルで避妊ができる理由

女性が妊娠するには、排卵が必要不可欠です。排卵は、脳から分泌されるホルモンが、卵巣を刺激することによって起きます。

低用量ピルを正しく服用していると、脳が女性ホルモンの分泌を抑え、卵巣で排卵が起きなくなります。これは、低用量ピルに含まれる卵胞ホルモンや黄体ホルモンによって、脳が「女性ホルモンが充分に体にある」と判断するためです。

受精する排卵がなければ、妊娠を確実に避けることができます。

低用量ピルは、排卵させないだけでなく、受精卵が子宮に着床するのを防ぐ作用や、子宮頸管に精子が入り込まないようにする作用もあるといわれています。

休薬期間の避妊効果は?

低用量ピルで多いのは28日タイプで、月経が始まった日から、毎日1錠ずつ同じ時刻に飲んでいくものです。28日間、ずっと飲み続けるのですが、最後の7錠は、ホルモンの入っていない偽薬になっています。

この偽薬を飲んでいる7日間のことを、休薬期間と呼びます。この期間に次の月経がくるようになっています。

ホルモンの入っていないピルを飲む休薬期間中は、避妊効果が得られないのではないかと不安になることがあるでしょう。

しかし、飲み忘れ、飲み間違いなどもなく、きちんと飲んでいれば、休薬期間中であっても避妊効果は続きます。

飲み忘れた場合の避妊効果

では、もし飲み忘れたら避妊効果はどうなるのでしょうか?

ピルは飲まない状態が24時間経過すると、避妊効果が危ないといわれています。

24時間以内であれば、飲み忘れに気づいた時点で1錠飲めば避妊効果は期待できます。また、ちょうど24時間後に気づいた場合、2錠まとめて飲めば大丈夫だといわれています。

24時間を超えてしまったら、ピルをいったん中断し、次の月経開始を待って、新しいシートのピルを飲み始めるというのが一般的な対処法です。

ただし、新しいシートを飲み始めてから一週間程度は、避妊効果が万全ではないといわれているので、他の避妊具を併用しましょう。

おわりに

避妊目的でピルを服用している方は、ピルを飲んでいれば大丈夫と安心せず、きちんと正しく飲めているかどうかを日々よく確認しておきましょう。