女性の5人に1人は経験すると言われている、膣カンジダ。

カンジダの原因となるカンジダ菌(Candida)は健康な人でも誰にでも住みついている身近な常在菌です。

女性の誰もが持っているカンジダの菌は、疲れやストレスや体調不良などを引き金に大量に増え悪さをします。

治っても繰り返す事があり、正しい知識を持って、対処する事が大切です。

今回は膣カンジダ症の症状から、すぐに治療出来る市販薬と使い方を紹介しますね!

カンジダの特徴的な症状について(カンジダは性病ではない)

カンジダ症やその症状を聞くと女性の性病を連想される人が多いのですが、そのイメージは変えましょう!

性病として認識されがちな膣カンジダですが、性行為での発症はあまり多くありません。

性行為は膣カンジダ症の原因の5〜10%以下と言われています。

日常生活を送っていても発症しますし、口の中などいろいろな場所で起きるので男性でも発症するものです。

多くの方にみつかるものですのでまずは偏見をなくし、症状を判断していただければと思います。

カンジダ症の代表的な症状は「外陰部や腟のかゆみや痛み」「ヨーグルト状のおりものの増加」などです。

男性の場合は「亀頭がかゆみ、ただれたり、赤くなり白いカスが出る」「亀頭に小さな水泡」などです。

また、年齢や性別に関係なく免疫力が下がると口の中等でも発生し口内炎を起こす事があります。

カンジダの原因となりやすいもの

免疫力の低下(カンジダになりやすい要因)

風邪、疲れ、ストレス、寝不足などで免疫力が下がると症状が出る事があります。これは免疫力が下がることで、カンジダ菌が必要以上に増殖してしまうことがあるためです。少数ですが、再発を繰り返す場合もあります。

また、糖尿病や肥満で血糖値が高くなると、免疫力が低下し、発症しやすくなります。

抗生物質の服用(カンジダになりやすい要因)

膣内には、善玉菌と悪玉菌がいて、善玉菌が悪玉菌の増殖を抑えています。

抗生物質は、感染症の原因として悪さをしている菌を殺すだけでなく、善玉菌も退治する事で、抗生物質の効かないカンジダ菌が増殖する事があるためです。

ホルモンバランスの変化、ステロイド剤の服用(カンジダになりやすい要因)

妊娠や、生理前後はホルモンバランスが崩れやすい時期です。

結果、膣内の菌の環境が変化し、発症する事があります。

また、ホルモンに影響を与える、ピル・ステロイドの利用も一時的にカンジダを発症させることがあります。

カンジダは自然に治る?自然治癒する?

膣カンジダは、免疫力の低下により、膣内がアルカリ性に傾き、カンジダの増殖により起こります。

軽い症状だと免疫力が回復し、膣内が酸性になると、自浄作用により自然治癒します。

ただし、痒みがひどい、おりものの匂いが強いなどの症状がある場合、自然治癒しにくい場合があるので、我慢せず、早めに治しましょう!

カンジダを病院で検査と治療するには?

病院での検査は、おりものを採取して、顕微鏡や培養検査を行うことでカンジダ菌を特定して行います。

その後、膣内を洗浄し、膣内にカンジダ用の薬を入れる治療を行います。

外陰部のかゆみには、カンジダ用の外用剤と一緒にかゆみ止めの塗り薬が処方される事があります。

カンジダになったことがない方は病院でしっかりと診てもらって知識を得ていきましょう。

カンジダを治す身近な治療方法「市販薬」

カンジダの治療薬は市販薬もあります。

また今ではネットでの通販購入もできるようになったので、店員と顔を合わせなくても買えるようになってきました。

カンジダに慣れている方が再発した時は市販薬も検討してみましょう。

(カンジダになったことがない方はまずは婦人科でしっかりと診てもらいましょう)

市販薬の「カンジダ菌を殺す成分」は「イソコナゾール」「オキシコナゾール」「クロトリマゾール」「ナイスタチン」「ミコナゾール」といったものがあります。

市販薬を購入する時はこういったカンジダ菌を殺す、根本治療できるお薬を選択しましょう。

膣錠タイプのカンジダ治療市販薬(膣坐薬含む)

・フェミニーナ膣カンジダ錠

フェミニーナ腟カンジダ錠

田辺三菱製薬(株)のフェミニーナ 腟カンジダ錠の効果、用法用量、成分、添加物、薬効分類を掲載

・メンソレータム フレディCC膣錠

メンソレータムフレディCC膣錠

ロート製薬(株)のメンソレータムフレディCC膣錠の効果、用法用量、成分、添加物、薬効分類を掲載

・メディトリート

メディトリート

大正製薬(株)のメディトリートの効果、用法用量、成分、添加物、薬効分類を掲載

・エンペシドL

 

佐藤製薬(株)のエンペシドLの効果、用法用量、成分、添加物、薬効分類を掲載

 

軟膏タイプのカンジダ治療市販薬(痒みが、性器周辺まである場合、膣錠と併用がオススメ)

・メディトリートクリーム

メディトリートクリーム

大正製薬(株)のメディトリートクリームの効果、用法用量、成分、添加物、薬効分類を掲載

・メンソレータム フレディCCクリーム

メンソレータムフレディCCクリーム

ロート製薬(株)のメンソレータムフレディCCクリームの効果、用法用量、成分、添加物、薬効分類を掲載

 

※ これら市販薬は、全て、カンジダ菌に効果のある再発治療薬になります。ですので、一度医師から、膣カンジダの診断を受けた方が対象です。

これらのカンジダの治療薬はカンジダ菌を殺して治療する成分がメインとなっています。

おわりに(お薬以外にできる事・すべき事)

再発対策、予防として、カンジダ菌が増えないように、通気性のよい下着を使い、ジーンズなどを避け、陰部をムレなどから防ぎ、清潔に保つ事が大切です。

また、十分に睡眠をとり、体力を回復させる事も重要です。

とても身近な症状ですので、心配しすぎず&放置もせず早めに治して安心してくださいね。