生理前にイライラしたり、腹痛、むくみなどの症状が出る現象を「PMS(月経前症候群)」といいます。

生理を経験する殆どの女性がPMSに悩んでいるといわれますが、症状が人によってさまざまなため、これといった市販薬が日本では今まで販売されていませんでした。

しかし、2014年9月に、日本初のPMS市販薬「プレフェミン」が発売されたのです。

この記事では、プレフェミンの効果や副作用、飲み方などについて解説します。

プレフェミンってどんな薬?

プレフェミンは日本で初めてのPMSを治療する為の市販薬です。

有効成分は「チェストベリー」という果実の乾燥エキスで、これはギリシャ・ローマ時代から婦人科系の病気の治療に用いられてきた西洋ハーブです。

チェストベリーは日本では要指導医薬品として使用される事が今回初となりますが、海外ではすでに15ヶ国で市販薬として販売されています。

チェストベリーには「プロラクチン」というホルモンの分泌を抑える作用があります。

PMSは生理の周期などを司る「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2つの女性ホルモンのバランスが崩れる事でおこると言われています。

プロラクチンはこれらのホルモンの正常な分泌を妨げるものなので、チェストベリーによってプロラクチンの分泌を抑える事で女性ホルモンのバランスを整えPMSの症状を緩和する、と考えられています。

プレフェミンの効能・使用方法を知ろう!

プレフェミンの効能効果

プレフェミンは、月経前の次のような症状に効果を示します。

・頭痛

・イライラ

・乳房のはり

・肌荒れ

・疲労倦怠感

・腹痛

・むくみ

・睡眠障害 etc...

プレフェミンの使用方法

1日に1回、1錠を服用します。

朝昼晩、どのタイミングに飲んでも問題はありませんが、毎日継続して服用する必要があるため、忘れない様に決まった時間に服用する事がおススメです。

また、使用できるのは成人女性18歳以上となります。

プレフェミンの使用上の注意

次に当てはまる方は、プレフェミンを使用できません。

・授乳中の方

・チェストベリー(別名:チェストツリー、アグニ)で過去にアレルギー症状を起こしたことのある方

また、次に当てはまる方は、使用前に医師または薬剤師に相談してください

・医師の治療を受けている方 

・薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある方

・漢方製剤を使用している方

・うつ病の診断を受けた方

・月経周期に関連なく乳房のはり、しこりがある方

・月経不順の方

気になる副作用は?

プレフェミンの副作用は他のホルモン剤などに比べると非常に少ないですが、発疹や赤み、かゆみなどの皮膚症状が出る場合があります。

また、生理の周期や経血量の変化などの月経異常が起こる可能性もあります。

あまりに症状が重い場合は、一度薬剤師に相談する方が良いでしょう。

また、妊娠中の安全性に関しては現時点では確立されていないため、妊娠が発覚した場合は薬の服用は中止しましょう。

1か月以上服用を続けてみよう!

プレフェミンの効果を得るためには薬を継続して服用する必要があり、約1周期(月経がはじまってから次の月経が始まる前日までの期間)服用すると効果を実感できる事が多いとされています。

臨床試験では、薬の服用期間が1周期の場合は64.2%、2周期目は80.2%、3周期目は91.0%の女性がPMSの症状が改善したと評価しています。

プレフェミンの購入方法

プレフェミンは日本で承認されたばかりの新薬であるため、購入の際に薬剤師と相談が必要な「要指導医薬品」という扱いになっています。

また、インターネットでも購入は出来ませんので、薬剤師がいるドラッグストアで購入してください。

さいごに

プレフェミンは日本ではじめての月経前症候群・PMSを対象とした生薬由来の市販薬です。

プレフェミンは今までPMSに悩んできた女性の救世主になるかもしれません。

使用を検討する場合、まずは薬剤師に相談しましょう。