婦人科デビューで月経不順の悩みは早めに解消!!
ダイエットする女性が増えたためでしょうか。
決まった周期で月経(生理)が来なかったり、経血量が多すぎるなど月経不順で悩む女性は増えています。
食生活や睡眠などの生活習慣を改善することで、そのほとんどの症状は改善されますが、中には1年たっても月経不順に悩まされる女性も・・。
こんな方は、ぜひ“婦人科”の検査を受けることをおススメします。
そうは言っても
「月経(生理)不順の検査ってどんなことをするの」
「婦人科に行くのが初めてで怖い」
「費用はどのくらいが相場なの?」
と不安や疑問がいっぱいで、行くのをためらってしまいますよね。
日本人女性は他国に比べて婦人科に行く割合が低いと言われるのもそのせいかもしれません。
しかし、婦人科デビューはそんなに怖くありません!!
今回は月経不順の婦人科検査の内容や予算、そのほか心の準備?などを、ご紹介したいと思います。

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月経不順の婦人科検査~診察前の準備と予算~
服装はふわっとしたスカートやワンピース チュニックに靴下がオススメ
診察台に座って触診を行うとき、ズボンやストッキングだとすべて脱がなければいけません。
その点、スカートに靴下だと慌てることなく診察に入れます。また、顔色で健康状態を見ることもあるのでメイクはひかえめにする方が良いです。
前日にお風呂に入ることは可能
診察前にお風呂に入るべきか?気になる方は多いようですが、前の日にお風呂に入っていれば特に問題はないです。
むしろ、膣内を洗浄しすぎると菌がいなくなって病気に感染していても気付けない可能性があります。
予算は1万~5000円前後
医療機関によって多少異なりますが、ほとんどの初診料も含めて5000前後で受けられます。
ただし検査内容によっては1万円ちかくする場合もあるので、念のため多めに持っていきましょう。
1ヶ月分の基礎体温グラフとつけておくと◎
1か月、できれば3か月以上基礎体温をつけておくと診察に役立ちます。
月経不順だから基礎体温のグラフもガタガタだし意味がない・・・?
いいえ、そんなことはありません。体調の変化をを知る重要な手がかりになるのでぜひ、記録をしましょう。

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月経不順の婦人科検査!問診で聞かれることは?
問診で聞かれることをあらかじめ把握して
スムーズに答えられるように準備をしておくと良いですよ。
ちなみに、こんなことがよく聞かれます。
≪問診でよく聞かれること≫
・喫煙の有無、アルコールの量
・治療中の病気の有無
・月経周期
・最近の月経の日と期間
・月経の量や月経痛について
・月経不順が起こったのはいつから?またその内容
場所によっては質問用紙に記入するケースもあり、必要に応じて身長や体重、血圧の測定もあります。
超音波検査で子宮や卵巣の様子を見よう
超音波検査はエコー検査ともいわれています。
診察台に横になり、器具を使って子宮の大きさや位置、月経不順の原因になる腫瘍などがないかを確認します。
怖い?痛い?婦人科デビューの山場・内診
いよいよ内診です。内診では子宮や卵巣の硬さや筋腫の有無などを調べます。
初めての方の中には怖そう、痛そうと抵抗のある方もいるのではないでしょうか?
しかし最近の内診台は日々進化しており、美容室のシャンプー台のように座り心地がよく、リラックスした姿勢で受けられるものが増えています。
診察時間はだいたい2~3分。素早く終わらせるコツは「深呼吸」と「リラックス」。腹部や太ももに力が入ると指や器具が入りにくくなります。
場所によってはリラックスできる音楽を流してくれている婦人科もあるようです。
また口を開けてゆっくり呼吸しながら天井を眺めたり、やさしい手触りのタオルなどを触るとリラックス効果があります。
「え?もう終わったの?」「一回やってみたら大したことなかった」という感想を持つ方も多いのですよ。

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月経不順はそのままにしておくと健康にも悪影響です
婦人科の月経不順検査を少し身近に感じていただけましたか?
月経不順をそのままにしてしまうと、子宮の病気を見落としてしまうだけではなく、女性ホルモン分泌の減少から皮膚の老化が進み、シミやシワが増えるといった美容の問題のほか、骨粗鬆症など健康にも悪影響を及ぼします。
早めの検査が健康な生活のカギとなります。ぜひ、婦人科で検査を受けてみましょう。