不感症の原因や薬など悩みをセルフチェック

2018年11月18日

不感症の原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

不感症は性行為において女性が快感を得ることができず、肉体的な痛みや精神的な苦痛を感じてしまう状態をさします。また、性的欲求が起こらない、体を触れられることに嫌悪感を抱く、性的興奮を得られないなど、女性が性行為に対して支障をきたすことをまとめて女性性機能障害(FSD)といいます。

ストレス

パートナーとの関係悪化や、生活上のストレスが不感症の原因となることが多くあります。また、過去に性行為は不潔なものである、などといった教育を受けていたり、レイプや近親相姦、性的虐待などの体験が原因となる場合もあります。

他にも、妊娠したいという願望がプレッシャーになったり、反対に避妊を心配しすぎることによって不感症を引き起こすこともあります。

病気

膀胱炎や膣炎、甲状腺機能低下などの病気が不感症の原因となる場合があります。他にも糖尿病や心疾患、がん、腎機能低下、骨盤内の手術の後遺症などでオーガズムを感じにくくなってしまうケースがあります。

また病気以外にも、抗うつ剤や抗ヒスタミン剤、経口避妊薬などの薬剤の副作用が不感症の原因となることがあります。

加齢によるホルモンの低下

年を重ねるとともに、エストロゲンなどの女性ホルモンの分泌が低下します。エストロゲンの分泌が減ると骨盤部分の血行が悪くなり、陰部の感覚が低下することによって、性的快感を得づらくなるといわれています。

また、これらのホルモンの分泌変化が、膣の乾燥や性欲減退の原因となり、性行為中に快感を感じづらい状態となってしまいます。

不感症の対処法 

カウンセリングを受ける

精神的なストレスやトラウマが原因となっている場合は、原因となる精神的問題を取り除く必要があります。自力での解決が難しい場合は心理カウンセリングを受けることが有効な手段となります。

不感症の治療は、婦人科や精神科、泌尿器科などで行っています。病院によって受診の可否が異なるため、治療を受けることができるか事前に問い合わせをしましょう。

女性専用の相談窓口や、カップルで相談できる窓口もあるため、問題に合わせて医療機関を探してみると良いでしょう。

正しい性の知識を身につける

性に対する誤認が原因となっている場合は、正しい性の知識を身に付けたり、前戯や性交中の体位など性行為の方法を学ぶことによって、不感症の症状が劇的に改善するケースがあります。

パートナーとのコミュニケーションを密にとる

不感症を克服するためには、男性パートナーの理解と協力がとても重要となります。どんな性行為をお互いが求めているのか、しっかりと話し合ってコミュニケーションをとるだけで症状の改善に繋がることがあります。

また、お互いが性器を除く部位を刺激し合うことによって官能を呼び覚ます感覚集中訓練や、極端に弱い刺激から、徐々に刺激を強くしてき性に対する不安材料を少しずつ克服していく系統的脱感作といった治療法もあります。

薬の使用

不感症の原因がホルモンバランスの変化によるものであれば、エストロゲンクリームや経口エストロゲンなどの女性ホルモンの薬が使用されます。

薬で女性ホルモンを補充することによって、膣の弾力や潤いが戻り、性機能が改善される効果が期待できます。

薬を使用したホルモン療法は、薬の投与量や患者の年齢によって、がんや心血管疾患のリスクがあるため、医師の指示のもと治療を受ける必要があります。

また抗うつ剤などの薬が原因で不感症になっている場合は、他の薬に置き換えることができないか医師に相談してみましょう。

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