便秘は何科を受診する?受診すべき症状の目安と治療までの流れも解説

便秘のときは何科を受診すればいいかについて解説。便秘には重大な病気が隠れていることがあるため、症状によっては病院を受診して治療を受けなければならない場合があります。この記事では、便秘の際に何科を受診するかについての解説とともに、病院を受診する目安の症状は?病院での治療はどのような流れで行われる?などの疑問も解決します。

便秘の時は何科を受診する?

便秘症状を改善したい場合は、胃腸科や消化器内科を受診しましょう。

便秘の原因は、毎日の生活習慣やストレスなど人によってさまざまですが「腸や骨盤底の動きの異常」や「腸の蠕動(ぜんどう)運動の異常」、「他の病気」なども関係していることがあります。

このような理由から、小腸や大腸などの消化器系を詳しく調べるために胃腸科や消化器内科、便秘外来を受診することになります。

特に、便秘の症状が続いて毎日の生活に支障が出ていたり、腹痛やお腹の張りが繰り返しある場合には、自己判断で市販薬を飲むことは控えて病院を受診しましょう。

便秘に特化した便秘外来も

「便秘外来」とは、便秘の悩みを抱える方への治療に特化した便秘専門の外来です。問診や触診を行った後に一人ひとりに合った便秘の検査や治療を行うという特徴があります。

便秘外来が設置されているのは、大学病院など比較的大きな医療機関や、一般内科で消化器内科を専門にしている医療機関などです。

病院によっては、完全予約制のクリニックもあるため事前に確認してから受診しましょう。

便秘で病院を受診する目安

軽度の便秘の場合は、まず生活習慣の改善やバランスのとれた食生活を意識し、市販の便秘薬を使用してみましょう。

それでも改善されない場合は、病院の受診をおすすめします。

また、以下のような便秘の症状、または便秘にともなう症状がみられる場合は腸閉塞や大腸がんなどの病気のおそれがあるため、なるべく早く病院を受診しましょう。

■急に便秘気味になった
■体重が急に減少した
■強い腹痛をともなう
■吐き気をともなう
■便に血が混じることがある
■便が細いことが多い

治療が遅れると病気が悪化したり、場合によっては入院や手術が必要なケースもあるため、できるだけ早く胃腸科・消化器内科を受診し医師に相談してください。

病院での便秘治療の流れ

カウンセリングと検査

便秘外来では、まず問診と触診を行います。

問診では、便の状態や頻度の確認のほか、普段の食生活や運動の習慣についてや使用している薬になどについて詳しくカウンセリングしていきます。

その後、胃・直腸・小腸などを触診し便秘の状態を確認し、何らかの病気のおそれがある場合は症状に応じて必要な検査を行います。

どのような検査を行うかは医師が判断しますが、一般的な検査として、腹部レントゲン・超音波・採血・大腸内視鏡検査などがあげられます。

これらの検査により便秘を引き起こしている要因を見つけ、今後の治療方針を決定します。

症状に応じた生活ケアの指導・薬の処方

便秘の原因が特定できたら、医師や看護師から便秘の症状に応じて生活上の指導があります。また、必要に応じて治療薬が処方されます。

便秘は症状によって治療法や使用する薬が異なるため、便秘外来では個々に合った治療をしていきます。

■生活ケアの指導
医師が指導する内容は便秘の症状によりますが、食事指導や運動指導などの生活改善に加えて、腸マッサージ指導や排便の記録を付けるケースもあります。

■治療薬の処方
便秘の症状や今まで使用してきた薬に応じて、適した治療薬が処方されます。

おわりに

便秘はどの年齢層でもみられる排便の悩みですが、男性より女性のほうが多い傾向があります。

女性は思春期頃から便秘の症状が現れる方が多く、60歳以上ではかなり多くの方が便秘に悩まされています。

便秘の症状をそのままにしていると、悪化したり便秘を原因とする病気になるケースもあるため、胃腸科・消化器内科・便秘外来などを受診し適切な治療を行いましょう。

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