無月経の原因や薬など悩みをセルフチェック

2018年11月13日

無月経の原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

無月経は妊娠中や閉経後を除いて、3か月以上月経のない状態のことをいいます。

女性ホルモンの中枢の働きをしているのが脳の視床下部です。なんらかの外的要因が加わって視床下部の働きが止まると、卵巣の働きが一時的に停止して排卵が起こらなくなります。排卵が起こらないと卵巣から分泌されるはずの女性ホルモンの分泌が低下し無月経になります。

生活環境の変化

進学・就職・転居などの生活環境の変化にうまく順応できず、身体的にも精神的にもストレスを感じることで無月経につながることがあります。

ストレス

視床下部はストレス反応の中枢でもあるため、対人関係などの心理的ストレスが原因で起こることがあります。

急激な体重の増減

過度のダイエットや肥満、拒食症や過食症などの摂食障害が原因で無月経が起こることがあります。

過度なスポーツ

過度なスポーツや、マラソンや長距離ランニングなど体力を消耗する運動を続けると、視床下部が影響を受けホルモンの分泌障害が起きて無月経となります。

薬の副作用

薬の中には卵巣からの女性ホルモンの分泌を抑えてしまうものがあり、精神神経科系の薬・胃腸薬・吐き気止め・降圧剤などの薬の服用が原因で無月経になることがあります。

無月経の対処法

考えられる原因を取り除く

就業や進学など環境の変化が起こった場合でも、規則正しい生活を心がけて生活リズムを整えましょう。

過度なダイエットをして急激に体重変化が合った場合はすぐにダイエットを中止し、適正体重に戻します。肥満の場合も同様にバランスのとれた食生活をして体重を調整しましょう。適正体重に調整するだけで月経が再開することも多くあります。

過度なスポーツをしている場合は、一旦停止して月経の回復を待ってみましょう。

薬が原因と思われる場合は、医師や薬剤師に相談をしましょう。

ストレスを解消する

ウォーキングや散歩などの適度な運動、ゆったりとお風呂に入ったり好きな音楽を聴いたり歌ったりするなど、自分なりのストレス解消を行いましょう。

病院を受診する

無月経が続くと妊娠の機会を失うだけでなく、子宮の萎縮や骨がもろくなるなどの症状も現れてきます。原因を取り除いても月経が復活しない場合は病院を受診しましょう。

薬の使用

妊娠・出産を希望していない場合は、定期的に飲み薬や注射で女性ホルモンの補充をします。

無月経の程度に応じて、プロゲステロン製剤もしくはエストロゲン製剤、プロゲステロンとエストロゲンが入った配合薬が処方されます。

妊娠・出産を希望する場合は、排卵誘発剤を使用します。

無月経に使われるお薬の総合情報

薬剤師に相談する

疑問に思ったことは薬剤師に相談してみましょう。