冷え症の原因や薬など悩みをセルフチェック

2019年10月17日

冷え症の原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

冷たいものの取りすぎ

胃や腸などに入ってきた飲食物は、消化される際に熱が消費されます。冷たい食べ物は熱を多く消費するため、冷たいものを食べると体が冷えることにつながります。

朝食を取らない

朝食は代謝を高め、体温を上昇させるためにとても重要な役割を担っています。朝食を取らないことが習慣化すると、慢性的な体の冷えにつながっていきます。

筋肉量が少ない

体は筋肉を動かすことで熱を作り体を温めています。女性に冷え性が多い理由は、男性より筋肉量が少ないためです。女性は男性より筋肉量が少ないため、熱を男性ほど作り出せず、体が冷えやすくなっています。

自律神経の乱れ

自律神経は血液循環や体温調節、臓器の働きの調節のほか、末梢神経や血流をコントロールしています。交感神経が正常に優位に働くと、血液量を増したり内臓の働きを活発にさせ体が温まります。しかし、交感神経の働きが悪くなると胃腸の働きが悪くなり体が冷えていきます。

無理なダイエット

女性は男性よりも体脂肪の割合が約10%多く、体脂肪が断熱材の役割をすることで、熱の生産量が少ないことをカバーしています。無理なダイエットにより過度に体脂肪がなくなってしまうと、エネルギーの摂取不足と、筋肉・体脂肪の減少、そしてホルモンバランスの乱れが冷えにつながっていきます。

喫煙

たばこの成分に含まれるニコチンは、血管を急激に収縮し、血液の流れを悪くします。また、基礎代謝も低下し冷えに結びついていきます。低下した体温は2時間ほどでもとに戻りますが、その間にまた喫煙すると体温は下がったままとなります。

冷え性の対処法

体を温めるものをとる

冷え性の人は体の熱を維持しなければならないため、なるべく温かいものを口にするようにします。飲み物は意識的にホットドリンクを選び、アイスドリンクを選ぶ場合でも氷を入れず常温にして飲む習慣をつけてみましょう。食べ物はしょうがやにんにく、ねぎ類など、においの強いものが体を温めます。

体を冷やさない

お腹周りや首、ひじ・ひざ・手首・足首などの冷えているところを温めます。レッグウォーマーや腹巻きなどをして普段から温める習慣をつけましょう。

とくに夏場は冷房により室内が冷えていることが多いため、薄手の長袖を準備しておくことをおすすめします。

規則正しい生活を心がける

自律神経を整えるために、適度な運動と規則正しい食生活を心がけます。運動することで冷え改善だけではなく筋肉量を維持したり、ストレス解消にもつながります。血流を促すためにも、ストレッチなどもおすすめです。

ほかに、湯船つかって体を温めるのも良い方法です。38℃~40℃程度のお湯につかり、汗をかくくらいまで入ります。その結果、副交感神経が働き血管が拡がるので、血行が良くなります。

薬の使用

冷え性の治療には体質改善を目的として、漢方薬が用いられます。

「当帰芍薬散」「加味逍遥散」「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」など数多くの漢方薬があります。

漢方薬にはおもに、体を温め熱をつくることを助け、手足など末梢を温めるとともに体の内部にもはたらきます。冷えにともなう、頭痛、肩こり、下痢などの諸症状を改善する効果もあります。

ただし漢方は体質の捉え方等、西洋薬と異なる面もあるため注意が必要です。

冷え症に関する疑われる病気

  • 更年期
  • 主な症状

    いらいら / 動悸・息切れ / むくみ / めまい / 肩こり / 口の渇き / 頭痛 / 発汗 / 疲労感 / 頻尿 / 不眠 / 冷え症

※こちらでは代表的な症状のみ記載しており、症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方や、体調の変化を感じた場合は医療機関にご相談ください。

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