月経困難の原因や薬など悩みをセルフチェック

2019年11月19日

月経困難の原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

プロスタグランジンの過剰分泌

月経困難症の主な原因は、子宮内膜がはがれるときにつくられるプロスタグランジンというホルモンです。

生理痛は、通常より多く分泌されたプロスタグランジンが子宮の筋肉を過度に収縮させ、血液の流れを悪化させることによって起こります。

プロスタグランジンには痛みを強める作用もあり、吐き気・頭痛・疲労感などの全身症状も引き起こします。

ストレス

ストレスは自律神経に影響を与えてホルモンバランスを乱す原因となり、月経困難症を悪化させます。

生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れるとホルモンのバランスが崩れるため、月経困難症が重くなる場合があります。

体の冷え

体が冷えると血流が滞るため、痛みなどの症状が悪化します。

月経困難の対処法

規則正しい生活

生理中は夜更かしや暴飲暴食などは避け、ホルモンバランスを整えましょう。

ストレスを溜め込まない

自律神経の乱れの原因となる肉体的な疲労や精神的なストレスを溜め込まないようにしましょう。

血流の改善

子宮内と骨盤の血流をよくするために、生理中は体を温めて締めつけの強い服は避けましょう。

ストレッチや散歩などの適度な運動も全身の血行を良くするため効果的です。

薬の使用

月経困難症では、痛みをおさえる鎮痛剤を使用します。

鎮痛剤では、ロキソプロフェンやイブプロフェンなどのプロスタグランジンの合成を阻害する非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を主に使用します。

ほかにも軽度の場合にはアセトアミノフェンなどの副作用の少ない鎮痛剤があります。

痛み止めの効果が出るまで時間がかかるため、痛みが出る前に飲んだほうが痛みを感じなくて済むことがあります。

鎮痛剤の効果がない場合は、子宮の壁にある筋肉である平滑筋を弛緩させるブチルスコポラミン、排卵を抑制する経口避妊薬(処方箋薬)などを使用することもあります。

月経困難に使われるお薬の総合情報

薬剤師に相談する

疑問に思ったことは薬剤師に相談してみましょう。