水虫の予防法は?再発や感染を防ぐポイント

人にうつりやすい病気である水虫の感染を予防する方法を徹底解説。家族に水虫にかかっている人がいるときに特に意識するべき、家庭でできる水虫の予防法も紹介します。外出先で水虫の原因となる白癬菌に接触するような機会があるときに、水虫の感染を予防する方法についても紹介。水虫を予防する薬やグッズにはどのようなものがあるのかも説明。また、一度水虫を治療した人でも再発や再感染をしないようにするための薬の使い方などの再発防止の方法も詳しく解説します。

水虫はうつる病気

水虫は人にうつる病気です。人から人にうつるだけでなく、犬や猫などの動物から人にうつることもあります。

しかし、水虫の原因である白癬菌(はくせんきん)が皮膚内に侵入してから感染するまでには時差があり、皮膚に傷口などがある場合は12時間程度、通常の場合であれば24時間程度かかります。

白癬菌に触れてからすぐに感染・発症するわけではないため、水虫はある程度自分で予防することができます。

この記事では、水虫にかかったことがある人が再発しないための予防法と、水虫ではない人が水虫にならないようにするための予防法を紹介します。

水虫の再発を防ぐには

現在ある水虫薬は高い効果を発揮するものが多く、通常の足の水虫であれば2週間程度で症状が改善されます。

しかし、症状がなくなった後も白癬菌自体はまだ残っているため、最低でも1か月以上、長い場合だと1年以上は治療を継続する必要があります。

治療をしていて水虫の症状がなくなると、完全に治ったと勘違いしてしまい治療をやめてしまう人がいますが、再発の原因となるため自己判断で治療をやめないようにしましょう。

薬を塗るときは広めに塗る

水虫は自覚症状がある部位だけでなく、周囲の何も症状が出ていない場所にも潜んでいます。

外用薬を塗るときは、症状がある部位以外のできるだけ広範囲に塗り広げるようにしましょう。

足の水虫の場合は、足の裏全体や足の指まで隅々にわたって薬を使用しましょう。

家庭内に水虫の人がいることも

一度水虫を完治したのにもかかわらず再感染してしまう場合は、家庭内に水虫に感染している人がいる疑いがあります。

水虫は白癬菌が角層の奥深くまで増殖しないと自覚症状があまり出ないため、水虫にかかっている人自身も感染していることに気づかないことがあります。

自覚症状がなくとも、白癬菌は皮膚が落ちることなどによって家庭内にばらまかれてしまうため、完治した人でも再感染するおそれがあります。

再感染を防ぐには、治療を受けたことがある人だけでなく、一緒に生活している人全員が一度皮膚科を受診して治療を受けるようにしましょう。

家庭における水虫の予防法

水虫の感染経路としてもっとも多いのが家庭内の家族からの感染です。

家庭内に水虫にかかっている人がいなければ気を遣う必要はありませんが、もし誰か一人でも水虫にかかっている人がいる場合は、一緒に過ごす期間が長いほどうつりやすいのでしっかり予防しましょう。

家庭でできる水虫の予防法は次のようなものがあります。

1日1回水虫薬をつける

足の水虫の予防法としてもっとも効果的なのは、水虫薬を1日1回足の裏全体や指の間まで塗ることです。

毎日水虫薬を使用していれば感染することはまずありません。

しかし、水虫薬を予防目的で使用する場合は保険が適用されないため、市販薬を使用しましょう。

物を共有しない

トイレのスリッパ・サンダル・タオル・バスマットなどは白癬菌が付着しやすいため、水虫の人と同じものを使用しないようにしましょう。

もしくは使用したものをこまめに洗濯・乾燥し、常に清潔に保ちましょう。

また、頭皮の水虫である頭部白癬(とうぶはくせん)の場合は、まくらや帽子といったものも共有しないようにしましょう。

こまめに掃除機をかける

畳やじゅうたんには白癬菌が付着していることがあるので、こまめに掃除機をかけたり、付着している垢を水拭きしたりしたあとに、風通しをよくして乾燥させるようにしましょう。

また、白癬菌は髪の毛・ホコリ・垢などにまぎれているため、家具の隙間・階段・部屋の隅などのゴミが溜まりやすい場所にもいます。

白癬菌は垢があると1年以上生存してしまうので、ゴミのある場所も頻繁に掃除をしましょう。

足を洗うときは強くこすらない

白癬菌は傷口があると感染しやすくなります。

足を洗うときに軽石などの硬いものでゴシゴシと強くこすると角質を傷つけてしまい、白癬菌が感染するリスクが高くなります。

足を洗うときは石鹸をよく泡立てて、なでるように優しく洗ってください。

靴・靴下の履き方を工夫する

靴・靴下を履くときはなるべく通気性の良いものを選び、長時間履き続けないようにしましょう。長時間履く場合はときどき脱ぐようにしましょう。

革靴などの洗えないものは濡れ雑巾で拭いて、あとでしっかりと乾かすことがおすすめです。

また、靴を2~3足程用意して日ごとにローテーションしたり、会社についたらサンダルに履き替えたりすることも手段の一つです。

外出先における水虫の予防法

家庭内で誰も水虫にかかっている人がいなくても、出先で白癬菌に接触してしまう場合があります。

通常、靴を履いていれば感染することはありませんが、裸足になるような場所に行くときは十分な注意が必要です。

外出先で水虫に気を付けるべき場所と予防法は次のようなものがあります。

銭湯やサウナでは足の水気をよく拭き取る

銭湯やサウナといった大勢の人が裸足で歩くような場所にはほぼ白癬菌が潜んでいます。

特に、足ふきマットにはほぼ100%白癬菌が付着しているため、使用後はよく足の水気を拭き取って十分乾かしてから靴下や靴を履くようにしましょう。

足を乾かす時間がないときは、家に帰ってからすぐに足を洗いましょう。強くこすると皮膚を傷つけて白癬菌に感染しやすくなるので、優しくなでるように洗うことがおすすめです。

また、スポーツジムや温泉も銭湯やサウナと同様に注意が必要です。

帰宅後すぐ水虫薬を塗る

外出先で靴を脱いで歩くような機会があった場合は、帰宅後すぐに足に水虫薬を塗りましょう。

塗るときは足の裏全体から足の指まで全体的にくまなく塗るようにしましょう。

もし家庭に水虫薬がないときは、帰宅後すぐに足を洗うことでも白癬菌の感染を防ぐことができます。

人と接触するスポーツ後は体を洗う

柔道やレスリングなどの人と接触するスポーツをしたあとは、白癬菌が付着しているおそれがあるのでシャワーを浴びて洗い流しましょう。

白癬菌は床・畳・マットに落ちている皮膚片を踏むことだけでなく、頭からうつることもあるので、シャワーを浴びるときは足だけでなく頭も洗うようにしましょう。

水虫を予防する薬・グッズ

水虫を予防する上では、生活で工夫をするだけでなく薬やグッズを使用することも手段の一つになります。

予防に使える薬

水虫薬は水虫にかかった人だけでなく、水虫を予防したい人が使用することもできます。

特に、家族などの身近な人が水虫にかかっている場合は、薬の使用は予防法としてとても有効になります。

水虫の予防・治療におすすめの薬は次のようなものがあります。

ダマリングランデX液

白癬菌を殺菌するテルビナフィン塩酸塩に、患部を殺菌・消毒するイソプロピルメチルフェノール、かゆみ・痛みを鎮めるリドカイン、炎症を改善するグリチルレチン酸、清涼感を与えるl-メントールの5種類の有効成分を配合しています。

ピロエースZ軟膏

軟膏タイプのピロエースZ軟膏は、刺激が少なく皮膚を保護する力が高い薬です。

また、肌への刺激が少ないワセリンがベースになっている薬なので、水虫の予防薬としてしようしたい場合にはおすすめの薬です。

予防に使えるグッズ

水虫を予防するグッズとしては、五本指靴下がおすすめです。

五本指靴下は通常の靴下と異なり1本1本の指の間が広くなるため、足指の蒸れを防ぐことができて水虫の予防が期待できます。

ネットなどの情報ではアルコールスプレーや薬用石鹸も水虫予防グッズとして記載されていますが、いずれも白癬菌を殺菌することはできないため、予防グッズとしては効果がありません。

なお、足を清潔に保つことは水虫の予防に繋がります。

おわりに

水虫は人にうつりやすい病気ですが、適切なケアを心がければ感染を予防することができます。

白癬菌に触れても感染するまで時間がかかるので、あまり神経過敏にならずに過ごしましょう。

また、自身が水虫にかかっているときは家族にうつらないように、タオルは自分専用のものを使用するなどの工夫をしてあげましょう。

もし水虫の症状が疑われたり気になることがあったりすれば、一度皮膚科を受診することをおすすめします。

購入はこちらから

紹介されたお薬/アイテム

ダマリングランデX液

ピロエースZ軟膏

水虫(みずむし)のお役立ち情報

水虫(みずむし)に関連するQA

ピックアップ特集