さかむけの原因は?

さかむけは、主に乾燥と栄養不足が原因で起こります。

乾燥によるさかむけは、水仕事や指先を使う仕事などの外部からの刺激が原因です。保湿剤や傷薬で治療することができます。

栄養不足によるさかむけは、普段の食生活やストレスが原因です。保湿剤や傷薬を使用しながらビタミンやたんぱく質も補給し、体内環境を整えながら治療を行います。

さかむけの原因や治し方・予防などについて詳しくは関連記事をごらんください。

さかむけを保護する

傷や痛みがない初期段階のさかむけは、悪化を防ぐために周囲を保護しましょう。

小さなハサミや爪切りでさかむけを根元から切り落とし、ひっかかりを防ぎます。

その後、絆創膏や液体絆創膏でさかむけを保護します。さかむけをそのままにしておくと、細菌が入り込み腫れや膿を引きおこすことがあります。

BAND-AID(バンドエイド) キズパワーパッド 水仕事用 10枚

体液の分泌をうながし、傷を早く修復します。水仕事用なのではがれにくく、水仕事はもちろん指先を動かす仕事の人も安心して使用できます。

サカムケアa

さかむけに直接塗ることでさかむけを保護します。絆創膏より目立ちにくく、指を動かしやすいため人目につく職業の人や指先の細かい作業が必要な人におすすめです。

根元が傷ついている場合は、痛みを感じることもあるため注意しましょう。

サカムケアについて詳しくは関連記事をごらんください。 

さかむけによる傷を治す薬

さかむけの根元が傷になっている場合は、傷を治療する効果のある市販薬を使用します。

傷ができている場合には抗炎症・傷の修復・保湿などの作用のある成分が配合されている薬を選ぶと良いでしょう。

ケラチナミンコーワヒビエイド

修復作用の「アラントイン」「パンテノール」、抗炎症作用の「グリチルレチン酸」、保湿作用のグリセリンが配合されています。

効能・効果
ひび、あかぎれ、しもやけ

ケラチナミンコーワヒビエイド 添付文書

間宮アロエ軟膏a

修復作用・抗炎症作用・保湿作用のあるアロエ成分が配合されています。他に抗菌作用や血行促進作用もあり、さまざまな皮膚トラブルに万能に使用できる軟膏です。

効能・効果
ひび、あかぎれ、切りきず、しもやけ、やけど、ぢ、打身

間宮アロエ軟膏a 添付文書

ヒビケア軟膏a 35g

修復作用の「アラントイン」、保湿作用の「グリセリン」が配合されています。

また、肌細胞のはたらきを助ける「パンテノール(ビタミンB5)」やかゆみをおさえる「ジフェンヒドラミン」も配合されています。

効能
ひび、あかぎれ、しもやけ

ヒビケア軟膏a 添付文書

紫雲膏ヒフール

修復作用や抗炎症作用のある生薬成分「シコン」「トウキ」が配合されています。

効能・効果
ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、外傷、火傷、痔核による疼痛、肛門裂傷、湿疹・皮膚炎

紫雲膏ヒフール 添付文書

オロナインのさかむけへの効果は?

傷薬として万能に使われるオロナインですが、傷を修復するという意味では効果はありません。

しかし、殺菌作用の「クロルヘキシジングルコン酸塩」が配合されているため、さかむけの傷口を悪化を防ぐ効果はあります。

また「グリセリン」によって保湿作用もあるため、傷を治す目的ではなく、悪化を防ぐ目的であれば効果を期待できます。

さかむけの化膿を治す薬

さかむけの傷に細菌が侵入すると、化膿する場合があります。

応急処置として、菌の繁殖を防ぐ「抗生物質」や「抗真菌剤」が配合された塗り薬を使用することが可能です。しかし、「爪周囲炎」や「肉芽腫」などの病気を引き起こすことがあるため、なるべく早く皮膚科や整形外科を受診しましょう。

クロマイ−N軟膏

抗生物質の「クロラムフェニコール」「フラジオマイシン」、抗真菌剤の「ナイスタチン」が配合されています。

さかむけの原因となる栄養不足を解消する薬

さかむけの原因として栄養不足が考えられる場合、塗り薬や保湿による治療だけでなく、不足している栄養を補給する必要があります。

皮膚の生成や保湿に関わる栄養が配合された「マルチビタミン製剤」を服用することで、体の内側からさかむけの原因を解消することができます。

また、マルチビタミンだけではなく普段の食事からも栄養を取り入れる意識をすることが大切です。

たんぱく質 皮膚や筋肉のもとになる
ビタミンA 皮膚にうるおいを与える
ビタミンB2 皮膚の代謝を促進する
パントテン酸 皮膚に栄養を与える
ビオチン 皮膚を強く健康に保つ
ビタミンC コラーゲンを生成する

ポポンSプラス

11種類のビタミンと3種類のミネラルが配合されているマルチビタミン製剤です。

7歳以上15歳未満は1日1回2錠、15歳以上の成人は1日1回3〜4錠を服用します。7歳以下は服用できません。

マルチビタミンについて詳しくは関連記事をごらんください。

おわりに

さかむけは、日常のケアで予防することができます。

普段からバランスのとれた食生活や保湿を意識することで、さかむけだけではなく滑らかな肌の維持にもつながります。

薬などのケアにプラスして生活習慣を見直してみるのもいいですね。