ヘルパンギーナは主に5歳以下の乳幼児で夏場に流行する感染症です。
40℃近い高熱と発疹が喉に現れ、強い痛みをともないます。水分を取るだけでも痛みがあるため、食事はより大変です。しかし夏の暑さと高熱により体力が消耗されている状態なので、栄養を取ることが大切になります。

この記事では、ヘルパンギーナで喉の痛みがつらいときに食べやすい食品を紹介します!

ヘルパンギーナの詳しい症状や治療法については関連記事をご参照ください。
関連記事:『ヘルパンギーナ:子どもの病気の症状・予防・治療法をチェック

ヘルパンギーナの症状

39℃をこえる高熱が突然発症し、あわせて喉の奥に水泡性の発疹が現れます。
発疹は直径1~2mm、大きいものでは5mmほどの大きさになり、充血して赤く見える状態になります。
水泡が破れると口内炎のような白い潰瘍となり、これが強い痛みをともなうのです。更に唾液や母乳、飲み物食べ物がしみて痛みが増します。

ヘルパンギーナの可能性がある様子

まだ自分の症状を言葉で伝えられない年齢の子どもが高熱時には、様子の変化に気づくことが大切です。
・唾液を飲み込むと痛いためよだれが多くなる
・痛みで不機嫌になる
・ミルクや母乳を飲むことを嫌がる
・食べ物や飲み物を嫌がる

脱水症状に注意!

ヘルパンギーナの流行は夏のため、脱水症状に注意してください。
体内も食欲が落ちて水分不足になりやすく、環境が暑いと熱中症にもかかりやすくなります。水や麦茶などこまめな水分補給が重要です。少量しか水分が摂れないときは、OS-1などの経口補水液をこまめに飲みましょう。

ヘルパンギーナ感染時のおすすめ食品

喉にできる発疹は強い痛みをともないます。しかし高熱もあり身体が弱まっているため、できる限り食べ物から栄養を取ることは大切です。
喉が痛いときに食べやすいおすすめの食品を紹介します。
食べられる物は個人差があるので、おすすめ食品を参考に試してみてくださいね。

■飲み物
・麦茶
・牛乳
・スポーツ飲料
・経口補水液OS-1

脱水症状にならないため水分補給は大切ですが、炭酸や酸味のあるスポーツ飲料は喉の発疹に強い刺激を与えますので気をつけてください。

■喉ごしが良いもの
・うどん
・そうめん

表面がツルっとして喉ごしがよいため発疹への刺激が抑えられます。
出汁の味付けを薄くし、温度もぬるめであることが大切です。濃い出汁と熱い液体は発疹へ強い刺激を与えます。

■やわらかいもの
・豆腐
・プリン
・ヨーグルト
・アイスクリーム

豆腐は、発疹に強い刺激を与える醤油などの濃い物をかけないように気をつけてください。アイスは氷の形状になっているラクトアイスより、アイスクリームの方が、食べやすさとあわせて栄養価の高さからもおすすめです。

■水分を多く含むもの
・ゼリー
・フルーツ

柑橘系は発疹に強い刺激を与えるので気をつけてください。フルーツはミキサーでジュースにしたり、ヨーグルトと混ぜると食べやすくなります。

避けたい食品

・熱い物
・酸っぱい物
・塩辛い物
・硬さのある固形物

どれも喉の発疹に強い刺激を与える食品の特徴です。
固形物は、お米など小さくても発疹にあたると強い刺激が起こるため避けた方が良いでしょう。通常のおかゆでも刺激がある方が多いようなので、食べる場合は固形でなくなるくらい煮詰めることをおすすめします。

おわりに

ヘルパンギーナで喉の痛みがつらいときに食べやすい食材を紹介しました。
夏場に喉の痛みと高熱が同時に発症するため、水分補給や食事がつらいものになってしまいますが、重症化せず少しでも早く治すためにも栄養をとることは大切です。
食べられる物には個人差がありますので、ぜひ食べやすそうな物から挑戦してください!