しゃっくりの原因や薬など悩みをセルフチェック

2018年04月27日

しゃっくりの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

しゃっくりの原因

しゃっくりとは肺の下に位置する横隔膜の痙攣によって、声帯が急速に閉じる異常呼吸のことです。

横隔膜が痙攣することによって一気に空気が吸い込まれ、閉鎖された声帯に空気が通る時に「ヒック」というしゃっくり独特の音が出ます。

日常生活の刺激

ほとんどのしゃっくりは数分で自然治癒する一過性のものです。通常しゃっくりはGABA(ギャバ)という神経伝達物質によって抑制されているのですが、何らかの刺激が体に走るとその抑制が弱まり、しゃっくりが出やすくなると考えられています。

刺激となる原因には以下の行為があります。

・食事やアルコールの過剰摂取
・炭酸飲料の摂取
・内視鏡検査による胃への空気注入
・胃腸の周囲の急激な温度変化(冷たいシャワーを浴びる、熱いもしくは冷たい飲み物を飲む時など)
・急な興奮やストレス
・喫煙 など

病気

長時間持続するしゃっくりの中には、病気が原因となっている可能性もあります。しゃっくりが48時間以上続く場合は持続性吃逆、1ヶ月以上続く場合は難治性吃逆といいます。持続性・難治性吃逆の原因疾患は主に心因性・器質性・特発性の3つに分類されます。

しゃっくりの対処法

体に刺激を与える

一過性のしゃっくりは放置していれば自然に止まるため、特に何もする必要はありませんが、以下のような方法で体に刺激を与えると止まりやすいと言われています。

・舌を引っ張る
・息を止める
・驚かせる
・氷水を飲む など

薬の使用

48時間以上しゃっくりが続く場合は、医療機関を受診する必要があります。

原因疾患が判明している場合はその病気の治療を行いますが、原因が不明の場合は対症療法が行われ、症状が改善しない場合は薬物療法が検討されます。

主に抗けいれん薬(バクロフェン、エペリゾン)、抗てんかん薬(クロナゼパム、バルプロ酸ナトリウム)、向精神薬(クロルプロマジン、ハロペリドール)、漢方薬(芍薬甘草湯、柿蔕湯)、生薬(柿蔕)などが使用されます。

中でも、クロルプロマジンはしゃっくりへの効果が添付文書にも認められている薬で比較的処方されやすい薬になっています。

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