咳(せき)の原因や薬など悩みをセルフチェック

2018年08月18日

咳(せき)の原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

ウイルス・細菌

風邪のウイルスや、何らかの病気の原因となる細菌が喉・気道に侵入すると、せきで追い出そうと体が指令をだします。

アレルギー反応

花粉や食物、薬など、アレルギー反応をおこす原因物質が体内に侵入すると、異物を体外に追い出そうとする反応としてせきがでます。

タバコなどによる煙が喉を刺激してせきがおこる場合もあります。

病気

インフルエンザや気管支炎などの感染症、気管を刺激する胃食道逆流症、アトピー咳嗽(がいそう)、肺がんや肺結核など、比較的、軽い病気から重い病気まで、せき症状があらわれる病気は多くあります。

また、喘息を患っている方の場合、線香や花火といったけむりでもせきや発作をおこす場合があります。

後鼻漏(こうびろう)

鼻水が鼻から垂れるのではなく、鼻の後ろ側から喉のほうに垂れることにより、気管が刺激されてせきがでます。

心因性

ストレスなどによる心因性の原因によって咳中枢が刺激され、せきがおこります。

せきの対処法

せきの原因となっている病気を治す

せきの原因となっている病気を治療することで、せきの解消につながります。

せきの原因とる病気には、風邪のような身近な症状だけでなく、重大な疾患や専門的な治療が必要な場合もあります。せきがなかなか治らない、悪化している場合は医療機関を受診しましょう。

アレルギー物質を排除する

花粉やハウスダストなど、せきの原因となるアレルギー物質を部屋に溜め込まないように、こまめに掃除や換気をしましょう。

また、アレルギー症状おこす食物や薬などを口にしないように注意してください。

ストレスを取り除く

ストレスなど、心因性の原因によるせきの場合はストレスを取り除くことが大事です。趣味に没頭するなど、自分なりのリラックス方法を実践してみましょう。

薬の使用

せきがつらい時は、せき止めの薬を使用することも有効です。せき止めの薬は、中枢性麻薬性鎮咳薬と末梢性鎮咳薬にわけることができます。

中枢性麻薬性鎮咳薬は脳に働きかけてせきを止める薬です。中枢性鎮咳薬の中でも、比較的効果は強いけれど依存性などがある麻薬性の薬と、麻薬性に比べると比較的効果は低くなりますが安全性の高い非麻薬性の薬があります。

中枢性鎮咳薬に使用されている成分には次のようなものがあります。

■中枢性麻薬性鎮咳薬
・コデインリン酸塩(コデインリン酸塩水和物)
・ジヒドロコデインリン酸塩(ジヒドロコデインリン酸塩)

コデインリン酸塩とジヒドロコデインリン酸塩は2歳未満、妊娠中、授乳中の方は使用できません。副作用として身体的依存があるので5日~6日を目安とし、長期連用や大量使用は避けましょう。

■中枢性非麻薬性鎮咳薬
・チペピジンヒベンズ酸塩(アスベリンなど)
・デキストロメトルファン(メジコンなど)
・ジメモルファンリン(アストミンなど)
・エプラジノン塩酸塩(レスプレンなど)
・ペントキシベリンクエン酸塩(トクレスなど)
・クロペラスチン(フスタゾールなど)
・ベンプロペリンリン酸塩(フラベリックなど)
・クロフェダノール塩酸塩(コルドリンなど)

末梢性鎮咳薬は肺などの気管に働きかけてせきを止める薬です。代表的な成分として、ベンゾナテートがあります。

なお、咳を鎮める効果が期待できる漢方には次のようなものがあります。

・麦門冬湯(ばくもんどうとう)
・柴朴湯(さいぼくとう)
・小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
・麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
・五虎湯(ごことう)
・神秘湯(しんぴとう)
・苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにとう)
・清肺湯(せいはいとう)
・滋陰降火湯(じいんこうかとう)
・滋陰至宝湯(じいんしほうとう)

咳(せき)に関する疑われる病気

  • 気管支炎
  • 主な症状

    せき / たん / 下痢 / 関節の痛み / 筋肉の痛み / 肩こり / 食欲不振 / 吐き気・嘔吐 / 背中の痛み / 発熱 / 疲労感

※こちらでは代表的な症状のみ記載しており、症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方や、体調の変化を感じた場合は医療機関にご相談ください。

咳(せき)に使われるお薬の総合情報

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