喉の痛みは食べ物で緩和できる?

日常生活の中で、なんらかの理由によって喉が痛くなることは珍しくありません。

痛みの原因はさまざまですが、多くは細菌やウイルスによって喉や扁桃に炎症を起こし、風邪や扁桃炎にかかっているケースです。

喉が炎症を起こしていると、ひどい時には唾液を飲み込むだけでも痛みを感じ、食事が困難になることもあります。

喉が痛くなる原因や予防法については、関連記事をごらんください

喉の痛みに良い食べ物の条件

喉の痛みを改善していくために良いとされる食べ物は、以下のとおりです。

・喉を殺菌してくれるもの
・喉を刺激しないもの
・熱すぎず、冷たすぎないもの

食べ物によっては炎症を悪化させ、痛みを長引かせてしまうものもあるため注意が必要です。

風邪や喉の痛みの改善を助ける栄養素・食材

風邪の予防・喉の痛みの改善を助ける栄養素を参考に、バランスの良い食事を心がけましょう。

栄養素 働き
ビタミンA ・粘膜の新陳代謝を活発にし、強化する働き
・粘膜が強化されることで、細菌やウイルスの侵入を予防し免疫力を高める
にんじん、トマト、モロヘイヤ、小松菜、レバー、うなぎ など
ビタミンB群 ・低下した体力の回復を助け、代謝を活発にする働き
豚肉、大豆、レバー、あさり、バナナ、落花生 など
ビタミンC ・体の免疫力を高める働き
・水溶性のため、1日数回に分けて摂取することがおすすめ
ほうれん草、ブロッコリー、パセリ、キウイ、イチゴ、ミカン、レモン、柿 など
必須アミノ酸 ・免疫細胞を活性化する働き
肉類、魚介類、大豆、卵、チーズ など
ビタミンE ・抗酸化作用
・ビタミンCの働きを持続させる力もあるため、ビタミンCとセットで摂取するとより効果的
大根、カボチャ、モロヘイヤ、明太子、アーモンド など

喉の痛みに効く食べ物

ハチミツ

ハチミツは、喉に良い食品として広く知られています。

ハチミツには殺菌作用があるため、炎症の原因となる細菌やウイルスに対して効果を期待できます。

さらに、保湿効果の高い分子構造になっているため、乾燥から喉の粘膜を保護する力も持っています。

ミカン科の果物

ミカン科の食べ物は、ビタミンCやクエン酸、水分を多く含むため、古くから喉に良い果物として風邪の時などに重宝されています。

中でも、皮ごと食べる金柑(きんかん)は栄養価が非常に高く、のど飴としても広く知られています。

金柑には、風邪によってダメージを受けた喉や鼻の回復を助け、粘膜を強くする栄養が豊富に含まれています。

継続して食べることで免疫力が向上し、寒さや細菌・ウイルスに対して強くなる効果が期待できます。

バラ科の果物

バラ科の果物は種子にアミグダリンという青酸配糖体(糖と青酸が結合した物質)を含んでおり、青酸配糖体が体内で分解されると咳を鎮める効果を発揮します。

バラ科に属している植物には、カリンや梅、あんずなどがあります。

杏仁(きょうにん)と呼ばれるあんずの種子は、咳止めの生薬としても用いられています。

ただし、青酸配糖体は多量に摂取すると中毒症状を起こすおそれもあるため、青酸配糖体を多く含む種子や未熟な果実を生で食べるのは避けるようにしましょう。

「医薬品」に分類されるのど飴・トローチ

喉が痛みや咳に悩むとき、のど飴やトローチは非常に手軽な対処法のひとつです。

のど飴やトローチには、コンビニなどで手に入る医薬部外品のものと、ドラッグストアや薬局で販売されている医薬品のものがあります。

喉の痛みに悩んだ場合には、より効果を期待できる医薬品のものがおすすめです。

固形浅田飴ニッキS

パブロントローチAZ

喉が痛い時に避けたほうが良い食べ物

喉が痛い時は、患部に負担をかけてしまう食べ物は極力避けましょう。

喉に負担をかける食べ物

喉が痛い時には、極端に熱いものや冷たいもの、香辛料の効いたからいものなどは、喉の炎症部分に刺激を与えることになるため避けた方が良いでしょう。

また、患部への負担を減らすため、固いものなどはよく噛んで食べ物を小さくし、唾液の分泌をうながしながら食べるようにしましょう。

痛みがおさまるまでの間の食事は、柔らかいものやとろみのあるものなど、なめらかで口当たりの良いものがおすすめです。

喉の痛みを市販薬で治す!

喉の痛みの原因はさまざまなため、原因に合わせた治療が必要になります。

喉の痛みの原因が大きな疾患ではなく、風邪など一般的な症状の場合は、市販薬の服用でも症状を緩和することが可能です。

喉の痛みに効く市販薬について詳しくは関連記事をごらんください。

おわりに

喉が痛くなることは決して珍しいことではありませんが、生活をする上で非常に厄介な症状です。

市販薬や処方薬を上手に使いながら、より早く治せるように食事も工夫できるといいですね。