A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が微減

国立感染症研究所の1月14日に発表によると、2015年1週目(12月29日〜1月4日)における「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」の感染者報告数は定点の1医療機関あたり「0.74人」となり前週より減少しました。

前週(2014年52週)の報告数は「2.31人」で、今シーズンのA群溶血性レンサ球菌咽頭炎は過去10年kなんでは最も感染者数が多い状況で流行が推移していましたが、年末年始でいったん落ち着いた形になります。
※ 定点報告数は、国立感染症研究所により指定された全国の医療機関(定点)からの報告数/定点医療機関数になります(つまり指定医療機関あたりの平均週間患者・発症報告数)

ただ、例年年始からまた徐々に流行し始めてくる傾向にあるため、溶連菌への感染予防と、感染時の早急な対応が必要な状況になっていますので、引き続き気をつけていきましょう。
 

溶連菌の感染症をもっとも起こしやすいのは4〜7歳

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(えーぐんようけつせいれんさきゅうきんいんとうえん)は5類感染症の一つで「A群溶血性レンサ球菌(溶連菌)」が原因の感染症です。

溶連菌感染症は3〜10歳にかけて発症しやすく、なかでも4〜7歳で最も多くみられます。

通常は、何度も感染・発症・回復を繰り返す中で溶連菌に対する免疫を獲得して11歳以降は発症しにくくなりますが、成人でも体力が落ちたりすると発症することがあります。

また成人が発症する場合は、もともと体力や免疫力が落ちた状態で発症することも多いため症状が重くなることもあるので注意です。
成人が「喉がとても痛い」「熱が38度以上でる」といった症状になったときも早めに内科などで診察を受けるようにしましょう。
 

おわりに

原因となる溶連菌は感染者の咳やくしゃみやつばによって感染します。そのほかが、菌を触った手を口にいれたりすることで感染します。
基本的には子供の間で流行るものですので、溶連菌の流行時は手洗い・マスクが大切になります。