治らない口角炎は病院へ?!何科にいけばいいの?どんな治療法があるの?
なかなか治らない口角炎の原因を解説!病院を受診する場合は何科に行くかやどんな治療を行うかなども説明します。
本章では口角炎の治し方について詳しく説明しています。
軽症の場合にはワセリンなどの保湿剤を使用して様子をみます。
炎症があればステロイドの入った塗り薬を使用して、ある程度以上ひどい場合にはビタミンB2・B6などを追加することもあります。
口角炎の薬について詳しくは下記記事で解説していますのでごらんください。
繰り返し発症する場合やなかなか治らない場合は感染症や全身性疾患による口角炎、別の皮膚炎の初期症状の恐れがあります。
その場合には検査・治療が必要となりますので、皮膚科を受診しましょう。
リップクリームなどでこまめに保湿しましょう。
お風呂上りにリップクリームを塗ってマッサージをおこなうのも効果的です。
皮膚のバリア機能を保っておけば、刺激から守ることができるので、保湿は重要です。
すでに乾燥しているときは、ワセリンなどの刺激が少ない保湿剤を使いましょう。
質の良い睡眠は、皮膚細胞の生まれ変わりを助け、ストレス解消にも役立つとされています。
寝る前に趣味でリラックスするなどして、質の良い睡眠になるように心がけましょう。
また、ストレスや疲労などがあると免疫力が低下し、細菌などによる二次感染が起きやすくなるため注意しましょう。
早く炎症をおさえるために、とうがらしなどの刺激の強い香辛料や熱い食べ物、アルコールなどは控えましょう。
また、ビタミンB群が多く含まれる食品(レバー、大豆類、緑黄色野菜など)を多めに食べるようにしましょう。
主に口の周りの湿疹・皮膚炎のことをいいます。
その中で、口角に発生したものを口角炎といい、くちびるに発生したものを口唇炎といいます。
口角炎は、冬の乾燥している時期や体調が悪い時によくみられます。
口唇の腫脹を特徴とする肉芽腫性口唇炎、ただれの症状がでる剥脱性口唇炎もあります。
口角部の乾燥、亀裂、皮めくれなどが主な症状で、発赤、ただれ、出血の症状が出ることもあります。
また、色素沈着がおきることが多く、痛みを伴い、かゆみはあまりありません。
口角炎の原因は感染症との区別が必要です。
水疱ができているときはヘルペスなどのウイルス感染が、白い苔のようなものが付着しているときはカンジダなどによる真菌感染が、ただれが強いものは細菌感染が考えられます。
原因としては下記が考えられます。
・気候(特に乾燥しやすい冬)
・日焼け
・繰り返しなめる
・よだれなどによる乾燥
・リップクリーム・口紅などによる刺激
・ビタミンB2・B6の不足
・アトピー性皮膚炎
・睡眠不足やストレス
軽症のときは保湿剤を使用し、炎症があればステロイドの入った塗り薬を使用します。
中等症以上の場合は上記に追加してビタミンB2・B6の飲み薬を使用することがあります。
しかし、短期間に繰り返しなってしまったり、なかなか治らない場合は感染症などによる口角炎や別の皮膚炎の初期症状も考慮する必要があります。
場合によっては検査・治療が必要となるので、皮膚科を受診しましょう。
詳しくは以下の関連記事を参考にしてください。
なかなか治らない口角炎の原因を解説!病院を受診する場合は何科に行くかやどんな治療を行うかなども説明します。
口角炎に効く市販薬を紹介します。市販薬を選ぶときのポイントについても解説。口角炎はどのような症状かについても説明しています。また、口角炎に市販薬を使用する際の注意点もあわせて紹介。口角炎にならないための予防のポイントも紹介します。