口臭の原因や薬など悩みをセルフチェック

2019年11月22日

口臭の原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

本人や他人が不快に感じる呼吸の臭いを口臭といいます。口臭の原因のほとんどは食物のカスや粘膜に含まれるタンパク質が、口腔内の細菌によって分解される際に出るガスです。

唾液の分泌の低下

誰にでもある口の臭いを生理的口臭といいます。唾液には口の中を洗浄する作用があります。唾液の分泌が減ると洗浄作用が低下し、口の中の細菌が増殖して口臭の原因となります。

人間は起床直後や空腹時、緊張時は生理的に唾液の分泌が低下し、口臭が強くなります。ただし、歯磨きで細菌が減少したり、水分を摂取して唾液の分泌が増えることによって口臭は自然と弱まるため治療の必要はありません。

ホルモンバランスの変化

女性の場合は妊娠や生理などのホルモンバランスの変化によって口臭が発生することがあります。

歯周病などの病気

歯周病にかかると歯肉が破壊されてしまいます。歯肉の一部はタンパク質で構成されているため、口の中のタンパク質が増えて口臭に繋がります。また、症状が進行すると膿がたまっていき、強い悪臭を放つようになります。

虫歯や歯垢、ドライマウス、歯槽膿漏、舌の表面に白っぽいものが付着する舌苔なども口臭の原因となります。

喫煙や飲酒、臭いの強い食べ物

喫煙や飲酒も口臭の原因となります。喫煙をしているとニコチンやタールなどのタバコ独特の口臭となるうえ、上記で説明した歯周病の原因にもなります。

また、ニラやにんにくなどの臭いの強い食べ物、アルコールなどを摂取すると、血液中にその臭いの素となる成分が移行し、肺を通して口や鼻から臭いが出てきます。

病気ではないため治療の必要はありませんが、口臭が気になる方はこのような臭いの強いものを体内に摂取することは避けた方が良いでしょう。

ストレス

人間はストレスを感じると唾液の分泌量が少なくなり、これが口臭の原因となります。また、実際には他人を不快にさせるような臭いはないのに、自分の口臭が強いと思い込み、日常生活に弊害が生じていることを心理的口臭症といいます。

口臭の対処法

口の中を常に清潔にする

口臭の原因となる細菌や食べカスなどを除去するために、毎日歯磨きをして口の中を清潔にしましょう。舌苔が気になる方は、起床後に水に濡らしただけのブラシで舌を優しく磨くようにしましょう。1日に何回も磨いたり、力を入れすぎると舌が傷ついてしまうため注意してください。

口を潤す

生理的口臭の原因の殆どは唾液の分泌が減ることです。そのため、口臭が気になる時は口の中を潤すことが重要です。水を飲んだり、うがいをこまめにする。また、何か食べることによっても唾液は増えますので、ガムや飴を食べることも効果的です。

ストレスを減らす

ストレスを感じると唾液が減り口臭が強くなります。常に緊張状態にあると口臭も慢性的になってしまうため、日頃からリラックスして過ごすことが重要です。自分の力ではストレスを取り除けなかったり、自分だけが臭いを感じる心理的口臭症で悩んでいる場合は、心理カウンセラーに相談するのも1つの方法です。

薬の使用

口臭には殺菌作用のある以下の成分が含まれた歯磨き剤やマウスウォッシュを使用すると、臭いが和らぐでしょう。これらの成分には口臭の元となる菌を殺菌する効果があります。

殺菌作用のある成分には、イソプロピルメチルフェノール、塩化セチルピリジニウム、ラウロイルサルコシンNa、塩化ベンゼトニウムなどがあります。

さらに臭い成分を吸着して口臭を予防するゼオライトや、清涼成分であるl-メントールも口臭の改善に効果を発揮します。

また、臭いの強い食べ物やアルコールなどを摂取した場合は、銅クロロフィリンナトリウムが配合されている飲み薬がおすすめです。この成分には胃腸から発生する臭いを抑える効果があります。

上記の対処法を試しても効果が見られない場合には、口腔外科などを受診しましょう。

口臭に使われるお薬の総合情報

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