歯周病・歯槽膿漏の予防対策を解説!歯磨き粉や口内ケアのポイントを紹介

歯周病・歯槽膿漏の予防にはどんな歯磨き粉や歯ブラシがよいのかを説明します。また、口内ケアのグッズやポイントも紹介します。

歯周病・歯槽膿漏とは

細菌によって、歯の周囲に炎症が起きる病気のことを歯周病と呼びます。

歯周病は症状の進行度によって、歯茎のみに炎症がある場合は「歯肉炎」、歯肉炎が進行して口臭が発生する、歯茎から出血する、歯茎が下がって歯が長く見えたりする場合は「歯周炎」、さらに進み歯がグラグラしたり、抜けてしまうような重度の歯周病の場合は「歯槽膿漏(しそうのうろう)」と呼ばれます。

初期の歯周病は痛みがほとんどなく見過ごされることもありますが、一度症状がおさまっても治ったわけではなく、少しずつ進行していきます。

歯周病・歯槽膿漏について詳しい情報は、関連記事をごらんください。

歯周病の予防のための歯磨き粉・マウスウォッシュ

歯周病・歯槽膿漏の予防法として一番の大切なことは、細菌が多くひそむプラーク(歯垢)やプラークが石灰化した歯石の除去です。プラークや歯石の除去ができていない限り、歯周病・歯槽膿漏の予防にはなりません。

特に歯石は通常の歯磨きでは除去が難しいため、歯医者へ行ってとってもらう必要があります。

毎日の正しい歯磨きによってプラークをしっかりと除去し、歯医者での定期的なメンテナンスや歯石の除去もあわせて行うようにしましょう。

歯磨きをしっかり行うことに加えて、補助的に市販の商品を使うのであれば、歯周病の予防にたいへん効果的といえます。

歯磨き粉

現在販売されている「医薬部外品」または「薬用」と表示された歯磨き粉には、たいてい「歯周病の予防」が記載されています。

「医薬部外品」には予防効果があると認められた有効成分が含まれていますが、あくまで毎日の歯磨きの補助的なものと考えましょう。

どの商品が優れているということはなく、大切なのは磨き残しなく歯磨きを行いプラークを除去することです。しっかりとした歯磨きができていれば、歯磨き粉の種類は関係ないといえます。

毎日のブラッシングをしっかりすることを前提として使用しましょう。

ライオン クリニカアドバンテージ ハミガキ クールミント 130g (医薬部外品)

日本で唯一プラークを分解し除去できるとされる有効成分「デキストラナーゼ酵素」が配合されています。

ただし、しっかりとした歯磨きができていれば、プラークは除去できるものなので、あくまで歯磨きによるプラーク除去の補助的な成分と捉えた方が良いでしょう。

第一三共ヘルスケア クリーンデンタル 100g 【医薬部外品】

3種類の殺菌成分や炎症・出血をおさえる成分が配合されています。

歯周病の予防はもちろんですが、歯石が沈着することも防ぎます。

ライオン 歯槽膿漏予防に デントヘルス 薬用ハミガキSP 90g (医薬部外品)

歯槽膿漏で有名なデントヘルスシリーズの歯磨き粉です。歯槽膿漏予防に重要な3つの作用(殺菌・抗炎症・歯ぐき活性化)をもたらす薬用成分を配合しています。

マウスウォッシュ

マウスウォッシュ(洗口液)は口をゆすぐことによって、歯周病のもととなる細菌の殺菌やプラークの沈着を防ぐものがあります。

毎日の歯磨きの後などにマウスウォッシュを加えるのも良いでしょう。

【Amazon.co.jp限定】薬用 リステリン トータルケアゼロ マウスウォッシュ 歯ブラシ付き 1000mL 低刺激タイプ [医薬部外品]

すでに沈着しているプラークや歯石を取り除けるわけではありませんが、歯周病の原因になるプラークが歯に沈着するのを予防します。

また、口内を殺菌して歯肉炎を防ぎ、口臭の予防も行うことができます。

独特の刺激が少ない低刺激タイプのマウスウォッシュです。

低刺激(ノンアルコール)のタイプは通常のタイプより効果が劣ると思われている方もいますが、低刺激のタイプも通常のタイプと同じ効果があります。

歯ブラシの選び方と歯磨きのポイント

自分に合った歯ブラシを選ぶ

歯並びや歯の大きさ、さらに歯茎の状態によっても、自分に最適な歯ブラシは変わります。

自分に合った歯ブラシを選びたい場合は、一度、歯医者に行って相談しましょう。口の中の状態を見て、最適な歯ブラシの「かたさ」や「ヘッドの大きさ」のアドバイスを受けることができます。

あくまで目安ですが、健康な歯茎の方はふつうの、歯茎が傷んでいる方・痛みやすい方はやわらかめの歯ブラシを選ぶと良いでしょう。

【歯ブラシの硬さ】
・健康な歯茎の方:ふつう
・歯茎が傷んでいる方:やわらかめ

なお、どんなに自分にあった歯ブラシでも使っていくうちに毛先が開いてしまいます。毛先が開いた歯ブラシではプラークをうまくとることができません。

歯ブラシは1か月を目安に交換するようにしましょう。

歯磨きのポイント

歯周病を予防する歯磨きの方法を紹介します。

ただし、歯並びなどによって歯磨きの仕方や注意点は変わるので、まずは歯医者でブラッシンクの指導を受けることがおすすめです。

◼︎歯ブラシは鉛筆持ち

歯ブラシに力がかかってしまうと毛先が開いてしまい、うまく歯が磨けません。毛先が広がらない力を心がける必要があり、歯ブラシを鉛筆持ちにするとちょうど良い力加減になります。

◼︎歯は一本一本を丁寧に磨く

歯ブラシは大きく動かさず、小刻みに動かすようにします。歯を一本一本磨いていくイメージで歯ブラシを動かします。

◼︎前歯の裏側には要注意

前歯の裏側には歯石ができやすいため、プラークのうちにしっかり除去することが必要です。

前歯の裏側歯は歯ブラシを縦にして、毛先を上下に小刻みに動すようにして磨きます。

歯周病の予防におすすめのグッズ

毎日の歯磨きは非常に大切ですが、歯と歯の隙間など通常の歯ブラシだけではどうしてもケアできない場所が出てきます。

歯ブラシだけでは磨けない狭い歯と歯の隙間のケアには、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助的な道具が必要になります。

デンタルフロス(糸ようじ)

狭い歯と歯の間に最適です。歯間ブラシが入らないような、歯が密着したところのプラークを取り除きます。

小林製薬の糸ようじ  フロス&ピック デンタルフロス 60本 (おまけ付き)

フロス(糸の部分)が6列になっているので、効率的にプラークを取り除けます。

ライオン クリニカアドバンテージ デンタルフロス Y字タイプ 18本

歯ブラシによるブラッシングではどうしてもケアできない、歯と歯の間にも入る歯間ブラシです。

Y字タイプなので奥歯にも使いやすいのが特徴です。

歯間ブラシ

歯ブラシでは磨きにくいが、デンタルフロスでは間が空き過ぎてしまうような、少し間隔のあいた歯と歯の間に最適です。

GUM(ガム)アドバンスケア 歯間ブラシL字型 10P サイズ2 (SS)

持ちやすい持ち手の付いた歯間ブラシです。

【まとめ買い】小林製薬のやわらか歯間ブラシ 極細タイプ SSS-Sサイズ 20本 ゴムタイプ(糸ようじブランド)×3個

やわらかいゴム製で、歯茎を傷つけにくくなっています。

定期的な健診がおすすめ

歯周病は一般的に40歳前後での発症が多い病気です。ただし、30歳代でも多くの人が歯周病になっているというデータもあります。

30歳を過ぎたら、予防の意味も含めて定期的に歯医者の健診を受けることをおすすめします。

また、プラーク(歯垢)が石灰化して固まった「歯石」は、日常での歯磨きでは除去が困難です。正しい歯磨きを行っていれば歯石にはなりませんが、一度付着してしまった歯石は歯医者に行ってとってもらう必要があります。

歯並びや人によって歯石が付きやすい・付きにくいがありますが、おおむね4か月に1度程度は定期健診も兼ねて歯医者に通った方が良いとされています。

おわりに

歯周病・歯槽膿漏の予防に一番大切なのは、どれだけ磨き残しなくプラークを除去できるかです。

市販の商品を使っているからといって、歯磨きをおろそかにしてしまうのは逆効果です。毎日のきちんとした歯磨きこそが一番の歯周病予防です。

毎日の歯磨きをしっかりしたうえで、補助的に市販のグッズを使うのであれば、歯周病を効果的に予防することができます。

また、歳をとっても元気な歯を残すため、定期的な歯医者での健診も受けるようにしましょう。

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