口や唇のただれの原因や薬など悩みをセルフチェック

2019年10月23日

口や唇のただれの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

乾燥

空気が乾燥する冬の気候や夏の日焼けなどによって、唇や口角のあたりが乾燥すると、ただれることがあります。

唇をなめる癖がある場合は、唾液が乾燥することによって皮膚炎を起こし、唇や口周りがただれることがあります。

刺激物との接触

リップクリームや口紅が肌に合わないと、刺激によって唇や口周りがただれることがあります。

また、香辛料のような刺激が強い食べ物に触れることで、ただれる場合もあります。

ドライマウス

口の中が乾燥するドライマウスになると、洗浄作用がある唾液が減少してしまいます。その結果、細菌や真菌の侵入を許してしまい、口の中で炎症が起こりただれることがあります。

細菌感染は唇や口周りに重度のただれを引き起こすこともあります。

免疫力の低下

睡眠不足やストレスなどによって免疫力が低下すると、ウイルス感染によって唇や口周りがただれることがあります。水疱をともなう場合は、ヘルペスウイルスが感染している可能性があります。

口や唇のただれの対処法

乾燥から唇や口周りを守る

市販のリップクリームが問題なく使える場合は、こまめに使用して保湿しましょう。

空気の乾燥にも注意してください。室内の加湿を心がけたり、エアコンのそばに長時間居ないようにするといった工夫が有効です。

刺激物を避ける

肌に合わない化粧品、香辛料、唇を傷つけやすい硬い食べ物といった刺激物は避けましょう。

うがいをする

細菌感染が原因で口の中がただれている場合は、うがいで洗浄しましょう。軽症であれば数日程度で症状が軽減されます。変化がみられない、あるいは悪化している場合は口腔外科で診察を受けましょう。

免疫力を高める

睡眠を十分にとる、疲労を溜め込まない、ストレスを解消するといった生活の工夫で免疫力を高めるようにしましょう。ストレスを溜めないことは、ドライマウスの改善にも効果が期待できます。

食生活では、不足しがちなビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ミネラルを積極的に摂取するよう心がけましょう。

薬の使用

乾燥には高純度の精製ワセリンといった保湿剤が使われます。炎症もみられる場合は、ステロイド剤の塗り薬も有効です。

口の中の粘膜がただれている場合は、殺菌効果のあるうがい薬や、粘膜を保護する軟膏・トローチなどが使用されます。患部に持続的に成分を届ける貼り薬も効果的です。

ビタミン不足の疑いがある場合は、ビタミン剤の使用も有効です。また、ウイルスや真菌が感染している場合は、原因に応じて抗ウイルス薬や抗真菌薬の飲み薬や塗り薬が使用されることもあります。

口や唇のただれに関する疑われる病気

※こちらでは代表的な症状のみ記載しており、症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方や、体調の変化を感じた場合は医療機関にご相談ください。

口や唇のただれに使われるお薬の総合情報

薬剤師に相談する

疑問に思ったことは薬剤師に相談してみましょう。