はじめに

抜け毛や薄毛の原因は、男性型脱毛症(AGA)やびまん性脱毛症(FAGA)、円形脱毛症だけでなく、外的要因から薄毛に繋がる「機械性脱毛症というものがあります。

男性や女性だけでなく、小さな子どもにも症状が現れることがあり、ホルモンや遺伝から来る脱毛と間違えやすくなっています。

この記事では、機械性脱毛症の原因や対策について解説します。

男性に多い機械性脱毛症である「圧迫性脱毛症」とは?

機械性脱毛症の一種に「圧迫性脱毛症」があります。

圧迫性脱毛症は、帽子やヘルメットを長時間被ることによって、毛根や毛穴の組織を傷つけてしまい薄毛や抜け毛の症状が出ます。

帽子などの圧迫から、脱毛につながるので額の生え際や頭頂部から薄毛が目立ってきます。

帽子やヘルメットをかぶる機会の多い、警察官や作業員、工事現場で働いている方などが発症しやくなっています。

女性や赤ちゃんに起こる機械性脱毛症

機械性脱毛症は、ホルモンバランスや遺伝からではなく、外的要因から発症します。

赤ちゃんによく見られる後頭部のハゲは、擦れなどから産毛や毛根を傷つけて抜けてしまい、これも「機械性脱毛症」の症状です。

また、女性に多い脱毛症の外的要因の種類として、「牽引(ケンイン)性脱毛症」や「結髪(ケッパツ)性脱毛症」などがあります。

これは、髪の長い女性がヘアースタイル等で髪を強く結んだり、常に同じ分け目にしているとその部分の毛根が弱くなり、髪の毛が薄くなってしまう症状です。

女性でポニーテールをよくされる方は、額の生え際が引っ張られるため、髪が薄くなってしまう可能性がありますので注意しましょう。

機械性脱毛症の対処方法

圧迫性脱毛症や牽引性脱毛症など外的要因の場合、原因がはっきりしているので対処は明確です。

・ヘルメットや帽子はサイズの合ったものを着用する

・長時間の着用を避け、頻繁に帽子などを取り、圧迫を減らす

・通気性の良い物をかぶる

・ポニーテールなど髪を結ぶ場合は、出来る限り強く引っ張ることはやめる

・髪の分け目をいつも同じにすることを避ける

おわりに

外的要因の脱毛は圧迫で毛根を弱めているケースが多いので、圧迫を避けることで毛根が徐々に回復し髪は元通りになります。

薄毛になってしまったからといって、さらにバンダナ等で隠そうとするとまた毛根に圧迫をかけ、進行を早めてしまい逆効果です。

機械性脱毛症の症状が現れた場合、出来るだけ圧迫をせず、頭部の通気性を良くすることをお勧めします。

なかなか症状が良くならない場合は、皮膚科などに相談しましょう。