顔や体に現れる茶褐色のシミ。シミの原因は色々ありますが、一番の大きな原因は紫外線を浴びることで作られるメラニンです。
メラニン自体は決して悪い物質ではありません。本来活用され古くなったメラニンは体外へ排出されますが、ストレスや新陳代謝の低下により排出されず、肌の表面に沈着したメラニンがシミとなってしまうのです。
シミになる前のメラニンへ働きかけることがシミ対策として重要です。
この記事では効果的にシミ対策のできる化粧品を紹介します!
厚生労働省認可の美白成分とは?
厚生労働省では、現在20種類の成分を美白成分として認可しています。
厚生労働省が認可する美白成分とは、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ、または日焼けによるしみ・そばかすを防ぐことに有効な成分のことです。
代表的なものにビタミンC誘導体、アルプチン、トラネキサム酸、コウジ酸、プラセンタエキスなどがあります。
厚生労働省から認可されるためには厳しい臨床試験や安全性試験を経る必要があるため、美白成分としての信頼性は高いといえます。シミ対策に化粧品を使用するときは、事前に成分を確認して信頼性の高い成分が含まれているものを選択しましょう。
シミ対策の化粧品5選!厚生労働省認可の美白成分配合
美白成分の高浸透ビタミンC誘導体(3-O-エチルアスコルビン酸)が含まれています。ビタミンCが角質の奥に染み渡ることで、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぎます。
抗炎症成分(グリチルリチン酸ジカリウム)と3種のうるおい成分(アルピニアホワイト、レモンエキス、グレープフルーツエキス)が配合されており、ニキビ後が気になる肌にもおすすめです。
美白成分の高純度アルブチンが含まれています。アルブチンが角質の奥に染み渡ることで、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぎます。
うるおい成分としてナノ化ヒアルロン酸(加水分解ヒアルロン酸)、ヒアルロン酸Na(ヒアルロン酸Na-2)、ビタミンC誘導体(ビタミンCリン酸Mg)が配合されています。うるおうのにさらっとしてベタつかない使用感です。
美白成分の活性型ビタミンC(アスコルビン酸)が含まれています。一般的に壊れやすい成分のビタミンCを安定させる技術により、より質の良いビタミンCが角質の奥に染み渡ることで、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぎます。
さらに血行促進成分ビタミンE誘導体(トコフェロール酢酸エステル)も配合された2種類のビタミン配合美容液です。ニキビ跡や毛穴が目立ちにくい肌に整えます。
美白成分の直接型ビタミンC誘導体(3-O-エチルアスコルビン酸)と高純度アルブチンが含まれています。2種類の美白成分が角質の奥に染み渡ることで、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぎます。
うるおい成分としてヒアルロン酸Na-2、シモツケエキス、リピジュア、ムラサキシキブエキス、水溶性コラーゲン液が配合されています。美容液ですが、肌にスッと溶け込む化粧水のような使用感です。
美白成分の直接型ビタミンC誘導体(3-O-エチルアスコルビン酸)と高純度アルブチンが含まれています。2種類の美白成分が角質の奥に染み渡ることで、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぎます。
うるおい成分としてヒアルロン酸Na-2、シモツケエキス、リピジュア、ムラサキシキブエキス、水溶性コラーゲン液が配合されています。美容液ですが、肌にスッと溶け込む化粧水のような使用感です。
今あるシミを消したい場合はハイドロキノン
すでにあるシミをより効果的に即効性をもって消したい場合、ハイドロキノンという成分が有効です。ハイドロキノンはメラニンが増えることを抑える作用とあわせて、メラニン色素を作る細胞そのものを減らす作用があります。シミに対して漂白作用があるのです。
ただし、効果が高く即効性がある分、人によっては刺激を強く感じることもあるため注意が必要な成分でもあります。
皮膚科の受診も検討を
シミ対策をより効果的におこないたい場合、皮膚科を受診することが確実です。シミには種類があり、その対処法にも選択肢があります。薬の使用に関しても皮膚科を受診することでより自分にあった薬の処方が可能です。
おわりに
紫外線は夏だけではなく一年中降りそそいでいます。メラニンが過剰に作られ沈着してシミになってからの対処はより費用も時間もかかります。そのためシミ対策として美白化粧品を使用する上で重要なことは使い続けることです。
また化粧品の効果は肌の個人差が大きく影響します。美白化粧品を使うときは、しっかり自分の肌状態を気にかけてくださいね。