シミができる原因は、加齢による代謝の衰え・ホルモンバランスの乱れなどさまざまなことが考えられますが、主な原因は紫外線の影響によるものです。

肌老化の原因の80%は、紫外線を浴びることによる光老化ともいわれており、シミの対策や予防には紫外線対策がとても重要です。

また、遺伝的要素が強いといわれるそばかすも、紫外線の影響で濃くなってしまいます。

この記事では、シミの主な原因である紫外線対策や身近にできる対策を紹介します。

シミ対策①紫外線対策

シミは紫外線対策を行うことがとても大切です。

特に4月〜9月は紫外線が最も強くなる時期で、1年間の放射量の約70〜80%を占めています。しかしながら、量に関わらず紫外線は一年中降り注いでいるため、時期に関わらず紫外線対策を怠らないことが重要です。

お昼の日光をできるだけ避ける

紫外線が特に強い時間帯は、午前10時から午後2時の間です。東京の夏の場合、この時間帯に1日の60%の紫外線が放射されています。

また、外出するときは極力日陰を通りましょう。

ただし、紫外線には空気中で散乱したものや地面や建物から反射したものもあるため、直接日光に当たっていない日陰を歩く際も他の紫外線対策は必要です。

帽子・サングラス・日傘を使う

目・耳・顔・首の後ろを紫外線から防ぐつばが広い帽子をかぶりましょう。つばが広い帽子でも20%程度しか紫外線から目を守れないため、同時にサングラスをかけることもおすすめしますを。

サングラスが必ずUV加工の施されてあるものを選び、色が濃いだけで紫外線カット機能がついていないものは避けましょう。サングラスの色で視界が暗く感じられ、瞳孔が開いて目に入り込む紫外線の量が多くなってしまう可能性があるからです。

日傘も紫外線を遮るために有効です。

長袖・長ズボンを着る

長袖・長ズボン・襟つきのシャツなど、体を覆う部分が多い服を選びましょう。

脱ぎ着できるように長袖のカーディガンなど羽織るものを持ち歩くと、暑い日の室内の冷房対策もできて便利です。

色は濃い色の方が紫外線を通しにくいですが、通気性や吸水性も加味して選ぶと良いでしょう。

日焼け止めを使う

天候や季節に関わらず、日焼け止めを毎日塗ることを習慣にしましょう。

■SPFとPAの違い

SPFは紫外線B波をカットする力を表します。

日差しを浴びた時に平均20分で皮膚が赤くなります。何も塗らない状態と比較して皮膚が赤くなるまでの時間を何倍に伸ばせるかを示します。

例)SPF10(10×20分)=約200分(皮膚が赤くなるまで200分かかる)

PAは紫外線A波をカットする力を表します。「+」が多いほど、効果が強くなります。

■日焼け止めの選び方

SPFやPA値が高い日焼け止めはそれだけ肌への負担も増えます。

いつ、どんな時に使用するかで使い分けましょう。

使うシーン SPF PA
散歩や買い物などの日常生活 10〜15 +
屋外での軽いレジャー 20〜30 ++
炎天下でのスポーツや海水浴 40〜50 +++〜++++

シミ対策②質の良い睡眠

シミができるのは皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)がスムーズに行われないことも原因になります。正常にターンオーバーをするには質の良い睡眠をとることが大切です。

ターンオーバーは22時〜深夜2時の間に活発に行われ、ターンオーバーを促すのは睡眠中に分泌される成長ホルモンです。

成長ホルモンが最も分泌されるのは眠りはじめの3時間といわれています。眠りはじめの3時間に熟睡できる環境を作ることが質の良い眠りにつながります。

寝る前に眠りを妨げるカフェインやアルコールをとるのを控えたり、スマートフォンやパソコンの明るい光を寝る直前まで見ないようにしましょう。

シミ対策③ビタミン摂取

シミを予防したりできてしまったシミを薄くするには、ビタミンを摂ることが役立ちます。

ビタミンC

ビタミンCには抗酸化作用があり、シミの元になるメラニン色素の生成を抑える効果があります。コラーゲンの生成もするため、シミの予防だけでなく健康な肌を保つことができます。

ビタミンCは体内で作り出すことや体内に留めることができないため、毎日摂る必要があります。

■ビタミンCが多く含まれている食べ物

赤ピーマン、ブロッコリー、パセリ、レモン、いちご、ゴーヤ、海苔など

ビタミンE

ビタミンEには新陳代謝を高める効果があり、シミの元となるメラニン色素の排出を助け、肌に沈着してシミになることを予防します。

強い抗酸化作用があり、肌の老化を防ぐ効果があります。

■ビタミンE​が多く含まれている食べ物

いわし、たらこ、もろへいや、大根の葉、かぼちゃ、しそ、アーモンドなど

シミ対策④シミに効く市販薬

シミに効く市販薬は、ビタミンCやEが配合されたものや、ビタミンCと一緒に摂ることによってメラニン色素を無色化するL-システインというアミノ酸が配合されたものなどがあります。

ビタミンCは毎日食事から摂る必要がありますが、食事でなかなかビタミンやアミノ酸が摂れていないと感じる方は、市販薬も並行して使用すると良いでしょう。

おわりに 

シミができたり悪化する原因になる紫外線対策をしながら、睡眠や食生活を整えることがシミ対策には有効です。

日差しが強いと感じる時に関わらず、一年中紫外線は降り注いでいることを意識して、年間を通して紫外線対策を心がけましょう。