ニキビの原因に合わせて適切な予防を!

ニキビの原因は、顔や体などできる場所によって異なります。

ニキビのないきれいな肌になるためには、原因を探って場所ごとに正しいケアと予防を行うことが必要です。

この記事では、顔や体にできるニキビのそれぞれの原因と、ニキビのないきれいな肌になるための予防法を紹介します。

市販薬もうまく活用しよう

ニキビに効果のある市販薬は多くの製品があります。そのため、薬を選ぶときにも、ニキビの原因やできた場所に適した製品を選択することが大切です。

ニキビができてしまった場合は、市販薬もうまく活用して症状がひどくなる前にケアをしましょう。

ニキビの市販薬の選び方は下記の記事をごらんください。

顔ニキビの原因と予防法

顔のニキビは部位ごとに、「思春期ニキビ」「大人ニキビ」にわかれる傾向があります。

おでこから鼻と頬

おでこから鼻にかけてのTゾーンと、頬のニキビは、過剰な皮脂の分泌が原因です。思春期によくみられ、「思春期ニキビ」と呼ばれることもあります。

思春期は体が成長しホルモンバランスが変化する時期で、皮脂が過剰に分泌されやすくなります。

成長過程で男女問わず男性ホルモンの分泌が増えると、皮脂の分泌が多くなります。皮脂は本来、皮膚を保湿する大切な役割があります。しかし、過剰な皮脂は毛穴に汚れをつまらせ、ニキビの原因となってしまうのです。

おでこから鼻周りにかけてのTゾーンと頬は皮脂が分泌されやすく汚れがたまりやすいため、とくにニキビができやすい場所です。

■予防法

思春期ニキビは、肌を清潔にして、過剰な皮脂分泌を整えることが大切です。

・正しい洗顔
・保湿
・タオルや寝具類の交換

これらを毎日欠かさずに実践します。詳しくはこちらの記事をごらんください。

フェイスラインからあご

フェイスラインからあごにかけてのニキビは、大人ニキビによくみられます。原因は思春期ニキビと異なり、

・乾燥(肌の潤いや水分不足)
・不規則な生活(睡眠不足や偏った食事、運動不足など)
・ストレス

などがあげられます。

肌のターンオーバー(約28日周期)が乱れると、古くなった角質が蓄積します。そして毛穴を塞いでしまうため、肌のバリア機能が低下し、肌を刺激から守ろうと角質が厚くなります。角質の厚い皮脂の詰まった毛穴の中でアクネ菌が増殖し、大人ニキビとなるのです。

大人ニキビは、皮脂分泌が多い油っぽい肌だけでなく、乾燥肌で皮脂の分泌が少ない人にもできるのが大きな特徴です。

■予防法

フェイスラインからあごのニキビは、生活習慣の乱れが大きな原因なので、日々の生活を見直すことです。また女性の場合、髪の毛が肌に触れて油分がニキビの原因となることもあります。気になる方はまとめ髪やピンで止めるなど、普段から髪が顔に触れないようにすることも大切です。

大人ニキビの改善については、こちらの記事をごらんください。

背中ニキビの原因と予防法

背中のニキビの主な原因は、シャンプーやボディーソープのすすぎ残しです。シャンプーなどに含まれる界面活性剤や添加物は、肌にとって良いものばかりではありません。すすぎ残しがあると成分が肌に蓄積され、皮膚がかたくなったり、毛穴が詰まりやすくなります。

また、背中は洗いにくい場所のため、肌の角質がうまく落とされず、皮膚がかたくなり毛穴が詰まってしまいます。ニキビは毛穴が詰まることで発生するので、背中にニキビはできやすいのです。

■予防法

シャンプーを洗い流すときは、首を後ろに倒して背中側へシャワーを流すのではなく、首を前に倒して、シャワーを流すようにします。これだけで、シャンプーの泡が背中へいかなくなるので、実践してみてください。

体を洗ったときは、シャワーで流したあと最後にもう一度、首の後ろからシャワーをあて、背中を流すようにしてください。

実際に背中ニキビができているときは、ボディタオルでゴシゴシと洗うのではなく、優しく包むように洗います。背中の保湿は家族に手伝ってもらうか、スプレータイプの化粧水でケアしましょう。

ニキビではなくカビの可能性も

背中のニキビと間違いやすいのは、カビが原因による皮膚疾患です。背中のニキビだと思ったら、カビが原因のことがよくあります。

■マラセチア毛包炎

マラセチア毛包炎の原因は「マラセチア」というカビ(真菌)の増殖です。毛穴が炎症を起こし、若干の光沢をともなう赤い発疹が毛穴にできます。ニキビとよく似ていますが、ニキビよりも小さい発疹が広範囲にできる傾向にあります。

ニキビ対策をして治らない場合は、一度皮膚科に相談してみましょう。

お尻ニキビの原因と予防法

スーツなどパンツスタイルで生活している場合、男女ともにお尻ニキビが多くみられます。ほかにも、ガードルやきつめの下着をつけている、座り仕事の人や受験生などは血行不良や汗で蒸れやすく、お尻ニキビができやすいので注意が必要です。

■予防法

お尻のニキビはできやすく、繰り返すことが特徴です。普段から通気性の良い下着の素材を選び、汗をかきにくい状態にするようにします。そして毎日清潔な状態を保つことが一番大切です。

実際にニキビができている場合は、高い洗浄力のボディーソープを使うのではなく、弱酸性のものや、洗顔フォームを泡立てて優しくなでるように洗うようにしてください。くれぐれもニキビを刺激しないようにしましょう。

おわりに

ニキビを予防するためには、生活習慣や洗い方を見直す必要があります。ニキビができて対策を取っていても治らない場合は、皮膚科を受診して適切な処置を受けるようにしてください。