打撲は早めの処置が肝心!早く治すために正しい対処方法を知ろう

打撲をしたときの対処法を解説。基本の応急処置としてRICE処置のやり方を解説します。応急処置をするかしないかでその後の経過も変わるため、正しい方法を知って処置しましょう。

打撲をした時に、患部を冷やせばいいのか、温めればいいのか、判断に困った事がありませんか?

打撲の対処法は、怪我の状態や経過期間によって変わってきます。

また、応急処置をしっかりとしておけば、後の症状の悪化を防ぐことができるのです。

この記事では、打撲をしたばかりの時期の対処法について解説します。

打撲してすぐの処置は?

打撲をしてすぐの状態では、「患部を冷やす」ことが重要です。

怪我をしてから2~3日間程の期間を「急性期」といいます。急性期は患部に激しい炎症が起こっている状態です。

打撲したばかりの急性期には、内出血により血液量が増加し患部の発熱や腫れが起こるので、このような症状をおさえる為に患部を冷やす事が必要なのです。

逆にこの期間に患部を温めてしまうと、血流が良くなって内出血が激しくなり、症状が悪化するため注意しましょう。

まずは「RICE」で応急処置を

応急処置の4つのステップの頭文字を取って「RICE」といいます。RICEは打撲に限らず、怪我をしたときに有効な対処法です。急性期は患部が炎症を起こしている為、とにかく炎症を抑え、なるべく刺激を与えないこのRICE処置が基本となっています。

打撲のときにも急性期のうちにRICEをすることで、痛みや腫れを軽くすることができます。

Rest(安静)

患部を動かさずに安静にします。

安静にすることで、怪我をした部分の腫れや血管や神経が傷つくことを防ぎます。

Icing(冷却)

ビニール袋やアイスバックに氷を入れて患部を冷やします。氷と水を入れる場合は直接患部に当てても構いませんが、氷だけ入れる場合はタオルなどを巻いて直接氷の冷たさが皮膚に当たらないようにします。

また、長時間ずっと冷やし続けると冷やしている部分が凍傷になるおそれもあるため注意が必要です。

15〜20分冷やして患部の感覚がなくなってきたら外し、痛みや熱感が出たらまた冷やすというのを繰り返します。

冷やすことは、患部の細胞壊死や腫れを防ぐため、急性期である2〜3日の間繰り返しましょう。

夜寝ている間や、昼間に出かけて氷で冷やせない場合は、湿布を使用しましょう。

打撲したときの湿布の選び方については関連記事をごらんください。

Compression(圧迫)

患部をテーピングや包帯などで固定して圧迫します。

圧迫は患部の内出血や腫れを防ぎます。

Elevation(拳上)

患部を心臓より高い位置にあげます。

足を打撲したときは横になり、なにかを台にしてその上に足を乗せましょう。

心臓より高い位置に患部をあげることで、腫れを防いだり、腫れを軽くすることができます。

急性期を過ぎたら?

RICE処置をして2〜3日冷やしたら、腫れや痛みが徐々に引いてきます。

その後は冷やすのはやめ、患部を温める処置に変えていきます。

急性期を過ぎてからの処置に関しては関連記事をごらんください。

おわりに

怪我をした時は正しい処置方法をしたかどうかで、治るスピードが格段に違ってきます。

「怪我をした直後はとにかく冷やす」「痛みが引いたら温める」が基本です。

ただし、怪我の症状が激しい場合は自己判断による治療は危険なため、必ず医師の診断を受けましょう。

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