原因不明の慢性的な腰痛・・心因性腰痛かもしれません

痛みの激しい時期は過ぎたけれど、なかなか完治しない。再発を繰り返す。
こんな腰痛は心因性腰痛かもしれません。

意外に思われるかもしれませんが、腰は精神面や環境の影響を受けやすい場所です。
例えば、ストレスや不安、人間関係、仕事の悩みに経済的な問題・・・。
こうした負担によって炎症が治まっているはずの腰が痛みを感じてしまいます。

また、ぎっくり腰の激痛が忘れられないために、心因性腰痛を引き起こしてしまうケースもあります。
2度と経験したくないと、体をかばう動作を繰り返す結果、腰の筋肉のコリや筋力低下を招き、腰痛が慢性化するのです。

こうした心因性腰痛は、思考パターンを変えることで改善されることがあります。

この記事では、心因性腰痛のセルフチェックやかかりやすい人の特徴、改善策についてご紹介していきます。


 

あなたの「心因性腰痛」度は?チェックしてみよう

まずは、あなたの腰の痛みが心因性腰痛かチェックしてみましょう。
以下の質問にイエスかノーでお答えください。

・ケガをした、重いものを持ったなど痛みの原因がハッキリしており、それは1か月以内の出来事だ。
・痛みは日に日にひどくなっている
・安静にしていても強い痛みを感じる
・立ったまま靴下を履くと、特に腰が痛い(前かがみは腰が痛む)
・体をひねると、特に腰が痛む
・体を後ろにそらすと、特に腰が痛む


いかがでしたか?この質問にノーが多い方ほど、心因性腰痛の可能性があります
心因性腰痛は姿勢を変えても痛みが変わらないのです。
 

心因性腰痛にかかりやすい人の特徴とは?

ストレスが原因とされる心因性腰痛。主にどんな人がかかりやすいのでしょうか?
特徴は以下の通りです。

●我慢強い
●不満や不安が多い
●何でも自分のせいだと思ってしまう
●物事をネガティブに捉えやすい
●悩みを1人で抱えがち
●運動不足である
●タバコを吸う
●仕事が忙しい

ストレスを感じやすい考え方に加え、運動不足といった生活習慣も関係しているようです。
 

心因性腰痛の改善策とは?

心因性腰痛を改善するには、ストレスを感じやすい思考パターンを変える必要があります。
まずは1人で心の負担を抱えず、周囲の人とのコミュニケーションを積極的に行うようにしましょう。
親しい人たちとの会話の時間を増やし、悩みや不満を聞いたもらったり、一緒に笑いあうだけで充分です。

また、スキンシップをとることもおすすめです。
パートナーやお子さん、お孫さんと少し手をつなぐだけでも気持ちを落ち着かせる効果があります。
ペットと穏やかな時間を過ごすことも、リラックス作用のある副交感神経が活性化されるのでおすすめです。

慣れるまでは少し照れくさいかもしれませんが、少しずつ始めてみましょう。

 

さいごに:腰痛は雨や寒さに左右される?

雨の日や冬になると、腰の痛みが強くなる・・そう感じる人は少なくありません。
しかし現段階ではその理由は見つかっておらず、根拠はないとされています。

これも「今日、腰が痛いのは雨が降っているからだ」という、痛みの理由を天候にする心理によって起こる、心因性の腰痛でしょう。
腰と心は、思いのほか深く繋がっているようです。


下記のリンクでは日常生活で腰痛を改善する方法が紹介されています。ご参考にして頂けると幸いです。
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(image by Photo AC)
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