捻挫・くじきの原因や薬など悩みをセルフチェック

2018年08月18日

捻挫・くじきの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

捻挫・くじきの原因

捻挫とは、関節にかかる外部からの力によって、靭帯や腱などの軟部組織といわれる部分や軟骨が損傷することです。

関節に力が加わって起こる怪我のうち、レントゲンで診断できる骨折や脱臼以外の関節の怪我は捻挫と診断されます。捻挫はレントゲンでは異常はみられません。

捻挫・くじきの対処法

RICE処置をする

応急処置の基本でもあるRICE処置を行います。RICEとはRest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字です。

捻挫をした直後に行うことで治癒が促進され、通常の日常生活の動作に戻ることやスポーツへの復帰を早めることができます。

Rest(安静)

損傷部分の腫れや血管・神経の損傷を防ぐことが目的で、患部を安静に保ちます。筋肉や関節の動きをおさえることによって内出血も防ぐことができます。

Icing(冷却)

二次性の低酸素障害による細胞壊死と腫れをおさえるために、患部を冷却します。15〜20分冷却して患部の感覚が鈍くなったら外し、再度痛みが出たら冷却することを1〜3日繰り返します。

ビニール袋やアイスバッグに氷を入れて冷やしましょう。湿布などの貼り薬では、怪我深部への冷却効果はありません。また、傷などがある場合は皮膚を覆ってしまうことにより感染源となる可能性があるので使用を避けましょう。

Compression(圧迫)

患部の内出血や腫れを防ぐことが目的です。スポンジやテーピングパッドを腫れが予想される部分にあて、テーピングや弾性包帯で軽く圧迫するように固定します。強すぎる圧迫は循環障害をきたすので、圧迫する強さには注意が必要です。

Elevation(挙上​)

腫れを防ぐことと腫れの軽減が目的で、患部が心臓部分より高くなるよう持ち上げます。腫れは筋肉の多い部分では吸収されやすくなります。手足の抹消に広がると吸収が遅れるため、患部をできるだけ高い位置に置くことが腫れの軽減につながります。

RICE処置を行った後ギプスやテーピングで2〜3週間固定します。

運動療法

腫れが引いたらストレッチから始めて、徐々に運動負荷をかけてリハビリを行っていきます。

リハビリでは腫れと痛みで動かしにくくなった足の動きを回復させ、関節周辺の筋力を強化して関節の安定性を高めます。

薬の使用

患部に傷がない場合は、鎮痛作用のあるフェルビナクやインドメタシンなどが配合された湿布薬や塗り薬が有効です。サリチル酸グリコールは炎症や痛みをおさえるだけでなく、血行を促進する作用もあります。なお、貼り薬の場合は敏感肌の人はかぶれることがあるため、必要に応じて塗り薬を選択してください。

ヘパリンナトリウムが配合されたクリームは、血液やリンパ液の循環を促して捻挫の後の腫れや痛みに効果を発揮します。

市販薬を使用しても痛みが治らないなど症状が改善しない場合は、病院を受診しましょう。

捻挫・くじきに使われるお薬の総合情報

捻挫・くじきに関するお役立ち情報

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