捻挫後のはれの原因や薬など悩みをセルフチェック

2018年11月18日

捻挫後のはれの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

筋肉や靭帯が傷つき炎症が起こっている

捻挫とは、体を不自然な形にひねることで関節の靭帯や腱、軟骨、筋肉などが傷つくけがのことで、体の細胞が傷つき炎症が起こっているサインのひとつが「腫れ」という症状です。

筋肉や靭帯などが傷つくと、血管から浸み出した白血球が患部に集まって炎症反応がスタート。血管が拡張して患部が赤くなったり熱を持ったりします。同時に発痛物質が作られて情報が脳に伝わり「痛み」を感じるようになります。この発痛物質の作用や白血球が血管から浸み出すことにより「腫れ」が生じます。

靭帯が一時的に伸びた程度の捻挫では腫れませんが、ひねったときに強い力がかかって靭帯だけでなく筋肉や腱も傷ついたり、靭帯に強く引っ張られて関節の表面を包む膜が傷つくと強く痛み、腫れも悪化します。

捻挫による腫れの対処法

患部を冷やす

捻挫をしたときの応急処置では「安静」「冷却」「圧迫」「高く」が基本で、適切にこの処置をすることで腫れもある程度抑えることができます。

関節を無理に動かしたり体重をかけると痛みが強くなるので、まずは安静にします。濡らしたタオルや(あれば)保冷材などを活用し、捻挫した部位を中心に少し広めの範囲を冷やすと血管が収縮し、腫れや炎症が軽減します。ただし長く冷やし過ぎると「冷たい」という刺激が強過ぎて痛みを起こしたり、組織を傷つけるなど逆効果となることがあるので注意してください。冷やす時間は1回15~20分を目安にし、数時間あけてから、また冷やすようにしましょう。

患部を圧迫・固定すると腫れや内出血を防ぐことができますが、このときも強く圧迫し過ぎると局部的に血流が低下することがあるので注意が必要です。

病院を受診

腫れがひどく、歩けないほど痛い場合は早めに整形外科などを受診してください。

薬の使用

捻挫による腫れを抑えるには、テーピングテープや包帯などで患部を圧迫して積極的に固定するようにします。

腫れが強いときは冷却効果のある湿布薬や、インドメタシン、フェルビナク、ロキソプロフェンなどの鎮痛消炎成分を配合した外用鎮痛消炎薬が効果的です。塗り薬には軟膏、クリーム、ジェル、ローションとさまざまなタイプがあり、使い心地や塗りやすさが異なります。関節部位は動きがあるので、湿布薬やテープ剤は伸縮性のあるものを使用しましょう。

なお、鎮痛消炎成分の中には、紫外線によって皮膚に湿疹やただれなどの光線過敏症を引き起こすものがあります。ケトプロフェンなどの成分が含まれた薬の使用の際には必ず使用方法や注意点などの記載を確認しましょう。

捻挫後のはれに使われるお薬の総合情報

薬剤師に相談する

疑問に思ったことは薬剤師に相談してみましょう。