背中の痛みの原因や薬など悩みをセルフチェック

2018年09月24日

背中の痛みの原因・対処・お薬・疑われる病気を解説します。分からないことがあれば薬剤師に相談することができます。

生活の中で考えられる原因

肩こり

背中の痛みの原因でもっとも多いのは肩こりによるものです。通常、肩こりは、首筋から肩にかけての張り・痛みですが、悪化すると背中にまで痛みが起こります。

姿勢の悪さ

普段パソコンを使用するときの姿勢が悪いことや、長時間同じ姿勢でスマートフォンを使い過ぎることなどが、背中の痛みを引き起こします。

生活習慣

普段から重いかばんを左肩だけに掛けている、右に重心がかかる立ち方をしている、といった片半身に負担がかかる生活習慣は、背中の痛みを引き起こします。

また、片半身に負担がかかり続けると、骨盤・股関節が歪む原因となります。骨盤が歪むと、神経・血液の働きが滞るため、痛みを感じるのです。

疾患が原因の場合

背中の痛みは、椎間板ヘルニアのような脊椎の疾患や、腎盂腎炎のような内臓の病気のサインである場合があります。たとえば、急性胃炎・胃潰瘍などの胃の病気や、急性すい炎・すい臓がんのような膵臓の病気です。

また、背中の右の痛みの原因は、肝炎・肝臓がんなどの肝臓の病気、胆のう症・胆のう炎といった胆のうの病気などが考えられます。どの臓器からサインが来ているかによって、背中の痛む箇所が異なります。

加齢による骨粗しょう症

骨粗しょう症は、脊椎椎体骨折のような怪我を引き起こします。骨粗しょう症で弱くなった骨に、尻もち・転倒などで圧力がかかると、背骨に圧迫骨折が起こり背中に痛みが生じる原因となります。

骨粗しょう症は、骨量が減少し骨の密度が減ってしまう症状で、最も一般的な骨密度の低下は、女性ホルモンであるエストロゲンの減少によるものです。エストロゲンは歳を重ねるとともに減少します。

加齢のほかに、カルシウム・ビタミンB・日光浴・運動などの不足も骨量が減少する原因となります。

背中の痛みの対処法

パソコン・スマートフォンを長時間使用しない

パソコンやスマートフォンを長時間使っていると、肩や首に負担がかかり続けます。一定時間に休憩をはさみ負担を減らすことで、背中の痛みを防止できます。

また、荷物は普段からを左と右に交互に持つようにするなど、片側だけに過度な負担がかからないような生活をしましょう。

ストレッチ・柔軟体操・軽い運動

肩こりやストレートネックによる背中の痛みの場合、筋緊張をやわらげるストレッチや体操が効果的です。首を回したり、前後左右に傾けるストレッチや、肩を上下させることにより筋肉のこわばりが緩みます。

また、適度な運動を日常的に継続することも、筋緊張をゆるめる効果があります。

入浴や温タオルで温める

入浴で身体全体を温めることで、血流がよくなり筋緊張がやわらぎます。また、痛みのある部分を温タオルで温めることも効果的です。

病院に行く

背中の痛みが長引いていたり、強い痛みを感じる場合は、我慢せずに早めに病院に行きましょう。特に、高熱や吐き気をともなう背中の痛みは内臓の病気のサインであるケースもありますので、できるだけ早期の受診をおすすめいたします。

骨粗しょう症の予防

骨粗しょう症を予防するためには、普段から正しい食生活を送りカルシウムを摂取することが必要です。骨の形成は40代になると減退しはじめますので、10~30代のうちから積極的にカルシウムを摂取する食習慣をつけておきましょう。

薬の使用

背中の痛みに使用する薬は、飲み薬と貼り薬があります。飲み薬は2つに分類され、鎮痛成分が入った痛み止めと、それ以外の薬です。即効性を求める場合は、アセトアミノフェンやロキソプロフェンといった鎮痛成分を含んだ痛み止めが有効です。

慢性的な痛みを身体の中から改善していく場合は、日局カンゾウや日局シャクヤクといった成分を含んだ漢方製剤を使用します。

貼り薬は、温めるタイプの温湿布と冷やすタイプの冷湿布があり、どんな症状かによって使い分けが必要です。温湿布は、肩こりなどのように患部にこわばりがあり、血流が悪い時に使用します。温湿布の成分は、温感を与えるトウガラシエキスやニコチン酸ベンジルエステルです。

冷湿布は、熱を持つ急性の炎症に対して使用します。メントール、カンフルなどの冷感を与える成分が配合されています。

背中の痛みに関する疑われる病気

  • 気管支炎
  • 主な症状

    せき / たん / 下痢 / 関節の痛み / 筋肉の痛み / 肩こり / 食欲不振 / 吐き気・嘔吐 / 背中の痛み / 発熱 / 疲労感

※こちらでは代表的な症状のみ記載しており、症状に関する個別の診断を行うものではありません。気になる症状のある方や、体調の変化を感じた場合は医療機関にご相談ください。

背中の痛みに使われるお薬の総合情報

背中の痛みに関するお役立ち情報

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