女性のほうが発症しやすい関節リウマチとは?
関節リウマチとは30~50歳で男性より女性のほうが発症しやすい病気です。人口の0.4~0.5%に相当する人がかかるとされ、免疫異常により手や足の関節が痛みを伴う炎症を起こし、進行すると関節が動かせなくなることもあります。
関節だけではなく、目や肺に炎症が広がる場合もありますが近年はリウマチの研究も進んでいて薬によって症状が大分抑えられ、発症する前の様に生活ができると言われています。
関節リウマチ初期症状は朝に現れる!
- 熱っぽく体が怠いなどの身体の不調が続く
- 朝起きる時体がこわばる
- 数か所の関節が腫れてくる
- チクチク関節が痛む
関節痛は良くなったり悪くなったりを繰り返して慢性になっていく経過をたどりますが、初期症状はストレスや疲れと勘違いされやすいので気づくのが遅くなるケースが多い模様です。
リウマチの原因は40%は遺伝子?!
完全に理由はわかっていませんが、自己免疫疾患の一種で細菌から体を守る免疫システムの異常によって自らの関節を守る組織、骨、軟骨を敵とみなして攻撃してしまうのがリウマチです。
もともと体質的に自己免疫疾患になりやすい人がなんらかのきっかっけが原因で発症し、過労やストレス、細菌やウィルスの感染、喫煙や出産、怪我なども、もしかしたら原因になっているのではないかという見方をされています。
40%は遺伝子の原因となり母親がリウマチだった場合、すべてが発症するとは限りませんが
100人に1人程とも言われています。
リウマチの治療は3つ!
以前は不治の病といわれてきたリウマチは近年では新薬の研究が進んでいます。
最近では「メトトレキサート」や「生物学的製剤」1999年にリウマチ治療薬として保険適用が認められています。
炎症や痛みを抑制するだけでなく、リウマチの進行も食い止めることができるようになりました。
薬物治療を中心にリハビリや手術の3つを組み合わせリウマチの活動性を見ながら一人一人に合った治療が行われています。
リウマチの活動性を判定するのに「DAS28」という方法があり全身の28関節の炎症の程度みます。3
か月でリウマチがコントロールできない場合には積極的に薬を変えたりすることにより寛解・低疾患活動性を目指すと言われています。
もしリウマチかも知れないと思ったらコチラのサイトも参考にしてください。お近くのリウマチ専門医を検索するシステムがあります。
リウマチの検査法
700円(3割負担の場合)程で内分泌科・内科でCCP抗体という血液検査ができます。
症状が気になったり当てはまる人は一度血液検査をしてみてはいかがでしょうか。